(46)インカレ事前インタビュー/大野海翔

2025.12.05

 12月6日より全日本大学選手権(インカレ)がついに幕を開ける。今季ここまで無冠と苦しむ明大にとってタイトル奪取のラストチャンス。初戦から北海道学生リーグ無敗優勝を果たした札幌大とのマッチアップとなっており、熱戦が予想される。今季初となる全国の舞台で〝貫徹〟を胸に頂に向けた挑戦が今、始まる。

 今回はDF大野海翔(商4=浦和レッズユース)のインタビューをお届けします。

--チームの状況はいかがですか。
「日本一を目指して頑張っていて、そこの矢印が一つに向いているのでいいのかなと思います」

--1年間を振り返って、幹部として大変だったことはございますか。
「新体制になって新しい監督になったりして、新しい明治をつくっていくというところが1年間を通して難しかったかなというふうに思います」

--4年間を振り返っていかがでしたか。
「4年間を振り返るときついことの方が多いです。栗田さん(栗田大輔前監督)も言っていたんですけど、大学は失敗と成功をたくさん繰り返せる場所で、明大になるともっと失敗と成功がたくさんのサイクルでくるというのを言っていました。やっぱりその言葉で4年間を通して、失敗と成功をたくさん繰り返せたかなというふうに思います」

--4年間で成長した部分を教えてください。
「考えるところです。いろいろな失敗だったり、いろいろなところから考えてそれを行動に移すというのは成長できたかなというふうに思います」

--監督やコーチ陣への思いをお聞かせください。
「朝6時から練習しているのに対して、朝6時に来て全力で自分たちに向き合ってくれて、その後はサッカー部以外の活動もある中でやってくれているというのは感謝しかないですし、本気で向き合ってくれているというのがありがたいことだなというふうに思います」

--同期への思いをお聞かせください。
「4年間いろいろなことがあって、1年生の頃もきついことが多かった中で、それを乗り越えてやってきたので、今までの中高とは違ってまた特別な感情が同期にはあります」

--後輩たちへの思いをお聞かせください。
「4年生のためにと言ってやってくれる選手たちがいるので、そこはうれしいなというふうに思いますし、サッカー的に言ったら3年生とかにいい選手も多いので、いつも頼りになるというふうに思っています」

--インカレの意気込みをお願いします。
「負けたら4年生にとったら引退になるので、一試合一試合をしっかり勝たないといけないですし、トーナメント戦は失点したら難しいので失点しないようにというのと、そういう時に硬くならず、思い切りのあるプレーで勝っていきたいなというふうに思います」

――ありがとうございました。

[田上愛子]

◆大野 海翔(おおの・かける)商4、浦和レッズユース、175センチ・71キロ