(45)インカレ事前インタビュー/鈴木友也

2025.12.05

 12月6日より全日本選手権大会(インカレ)がついに幕を開ける。今季ここまで無冠と苦しむ明大にとってタイトル奪取のラストチャンス。初戦から北海道学生リーグ無敗優勝を果たした札幌大とのマッチアップとなっており、熱戦が予想される。今季初となる全国の舞台で〝貫徹〟を胸に頂に向けた挑戦が今、始まる。

 今回は鈴木友也主務(政経4=明大明治)のインタビューをお届けします。

――監督、コーチへの思いを教えてください。 

「一番大きな出来事として、今シーズン新しく務めることになった池上(寿之)監督や小川(佳純)ヘッドコーチは、すごい自分の生活もある中で、この部のためにという思いで入ってきていただいて、自分たちが4年生の代ということでいろいろなアプローチをしてくれたなと思っています。やっぱりそこにあるのは、その前監督だった栗田(大輔)さんも含め、全てのスタッフの方々の生活がある中で、自分たち学生に対して指導この部がより良くなるため、将来は大人になって働いていく中でも一人前の大人としてできるように働きかけてくれたことに対して感謝の気持ちでいっぱいです。そこに対してしっかりと、恩返しではないですが、何かしらの形でやってよかったなと思ってもらえるように終わりたいと思っています」

――後輩への思いをお願いします。

 「自分が人に対して指示を出す立場になっている中で素直に色々動いてくれたり、いろいろなアドバイスを受けて働きかけてくれるなど選手たちはみんなピッチの上でひたすら全力でやっているというのもありますし、自分のモチベーションにすごい→つながっているので感謝しかないです。この部に入っている自覚やいろいろなものを背負って、4年生のためにやってくれているので感謝していますし、その子たちとやれるのもあと1ヶ月なので、みんなで笑って終わりたいなと思っています」

――家族への思いをお願いします。

 「家族にも感謝しかないです。朝6時から練習があるので、そのためにわざわざ朝早くから起きて見送ってくれたり、夜遅くに帰ってきても温かいご飯を用意してくれるなど常に気にかけてくれてましたし、4年生からこういう立場になって今までよりも責任や辛い思いをしてきて家族にも素直になれない時はあったのですが、そういう時でも常に過干渉になり過ぎないながらも気にかけてくれていて、もういつも自分の味方でいてくれて面と向かっては言えないですが、ありがとうという気持ちしかないです」

――主務に就かれていかがでしたか。

 「主務というポジションに就いたからこそ見えるものであったり、感じることができたことがたくさんありますし、この部を支える主将とは別の形で部を支える立場だと思うので、その責任の重さであったり、どうしてこういうポジションがあるのかというのをすごい考えさせられたと思います」

――インカレの意気込みをお願いします。

 「インカレはもう4年生にとって最後の大会で、これで終わりというのがもう見えている中で、自分が今までチームに迷惑をかけてきた部分もたくさんあるので最後に少しでも挽回して、チームが優勝を目指していけるような環境を整えて、みんながサッカーに集中して取り組めるようにしたいです。自分の覚悟や責任感が問われると思っているので、自分の本気とは何なのかをに考え続けて、自分の全てを出し切りたいです」

――ありがとうございました。

[竹本琉生]

◆鈴木 友也(すずき・ともや)政経4、明大明治

※写真は本人提供