(41)インカレ事前インタビュー⑫/真鍋隼虎

2025.12.04

 12月6日より全日本選手権大会(インカレ)がついに幕を開ける。今季ここまで無冠と苦しむ明大にとってタイトル奪取のラストチャンス。初戦から北海道学生リーグ無敗優勝を果たした札幌大とのマッチアップとなっており、熱戦が予想される。今季初となる全国の舞台で〝貫徹〟を胸に頂に向けた挑戦が今、始まる。

 今回はFW真鍋隼虎(政経4=名古屋グランパスU18 )のインタビューをお届けします。

――リーグ戦を振り返っていかがですか。
 「去年優勝して、開幕戦の勝利が必須ってことは毎年ミーティングで言っているのですが、そこで引き分けてしまって、その流れがずっと続いたのかなと思います。個人的にも6点で終わってしまって、明治のフォワードとして不甲斐ない結果に終わってしまったので、1部残留とインカレ出場は達成できたのですが、狙っていたところは優勝なので全然満足がいっていないです」

――4年間で成長したところはどこですか。
 「1年生の時にケガをして長い間リハビリに入った時に、プレーできなくてもチームのために何ができるかというのを常に考えて行動していた先輩たちの姿を見て、常にチームのために、良い影響を与えるためにどのような取り組みをするのかは自分も考えるようになりました。チームの勝利から逆算して自分に何ができるはすごく考えるようになったので、そういうところは成長したかなと思います」

――同期への思いをお願いします
 「仕事やミーティングを通して同期とは一緒に頑張ってきたので、ミーティングでもぶつかったりもしましたが、この同期と最後にタイトルを取りたいという思いが強いので、インカレで明治が一番強いことを証明できるように取り組んでいきたいと思います」

――優勝へのカギはありますか。
 「チームの一体感が一番大事だと思っていて、インカレは過密日程の中で難しい試合が多く、明治相手だと引いてきたりする相手も多いので、そこで思い切りの良さだったり、明治の色を出せれば勝てると思います。その日程の中でチームの総力が試されるので、誰が出ても明治のサッカーを再現できるチームであれば優勝できると思います」

――インカレの意気込みをお願いします。
 「この1年自分的にもチーム的にもなかなかいい結果が出せてないと思うので、インカレまでの期間残り少ないですが、その期間でチームとしても一体感を持って、個人としてもこのチームを勝たせられるように取り組んでいきたいと思います」

――来季から藤枝MYFCへの加入が決まりました。決め手を教えてください。
 「一番魅力に感じたのは、サッカーの部分で攻撃的なサッカーというのが自分のサッカースタイルに合うなと思ったのと、Jリーグの試合を見させてもらって、サポーターの熱量や藤枝市が一丸となって戦っている姿が自分的に魅力を感じて、このチームでプレーしたいなと思いました」

――ありがとうございました。

[竹本琉生]

◆真鍋 隼虎(まなべ・はやと)政経4、名古屋グランパスU18177センチ、72キロ