(40)インカレ事前インタビュー/三品直哉
12月6日より全日本大学選手権(インカレ)がついに幕を開ける。今季ここまで無冠と苦しむ明大にとってタイトル奪取のラストチャンス。初戦から北海道学生リーグ無敗優勝を果たした札幌大とのマッチアップとなっており、熱戦が予想される。今季初となる全国の舞台で〝貫徹〟を胸に頂に向けた挑戦が今、始まる。
今回はMF三品直哉(商4=帝京大可児)のインタビューをお届けします。
--現在のご自身の状況はいかがですか。
「今ケガでリハビリ中なんですけど、とにかくインカレまでに復帰させてインカレで日本一を取れるようにチームに貢献したいです」
--チームの状況はいかがですか。
「チームとしてはリーグ戦を3位で終わって、誰も納得している結果ではなくて、その中で出た課題とかをインカレまでに突き詰めてやっていこうとしている状況です」
--最高学年として1年間を振り返っていかがでしたか。
「毎日全力でやってきましたけど、結果が目に見えて出ていないのは悔しいですし、リーグ戦を通しても4年生として引っ張る結果が示せなかったのは悔しい思いがありますけど、最後にインカレが残っているので、そこで明治の4年の背中を見せたいと思っています」
--4年間を振り返っていかがでしたか。
「本当に濃い4年間だったなというふうに率直に思っています。1年生の頃から本当に色々ありましたけど、全てが自分の経験値というか、成長につながっていると感じていて、充実した4年間を過ごせたと感じています」
--トップチームとセカンドチームどちらも経験されていると思いますが、それぞれの良さを教えてください。
「1年生の時はセカンドチームでやっていて、いい意味で何も背負っていないというか、ミスを恐れずがむしゃらにチャレンジできるのがセカンドチームの良さだったのかなというふうに感じます。もちろんトップチームでもチャレンジし続けるのはありますけど、部員全員の思いを背負うという意味では、トップチームで出場する方がやりがいも感じますし、個人としてもまた違うマインドを持って戦うようになったのかなとトップチームに入って感じます」
--4年間で成長した部分を教えてください。
「考える力だと思っています。高校とは違って大学の方が自由な時間も増えますし、自分で使える時間も長い中で、自分が何をしたら成長できるのかとか、今何をするべきか、そういう24時間のコーディネートを考えるようになりましたし、例えば監督とかスタッフさんから指摘していただいた言葉に対しても、自分の中で落とし込んで次のプレーにつなげたり、そういう考える力が一番身についたのかなと感じます」
--監督やコーチ陣への思いをお聞かせください。
「朝6時からの練習を、熱量を持って指導してくださる指導者は当たり前ではないですし、ここまで自分自身も大きく成長させてもらった監督、スタッフの方々に本当に感謝の思いがあるので、今シーズンはまだタイトルが取れていないですけど、インカレでしっかりタイトルを取って監督やスタッフの方々に恩返しができるように頑張りたいと思っています」
--同期への思いをお聞かせください。
「この4年間、本当にいろいろなことがありましたけど、楽しいことも苦しいことも一緒に乗り越えてきた同期なので、最後は笑って終わりたいという気持ちが一番強いです」
--後輩たちへの思いをお聞かせください。
「それぞれに個性を持ったいい選手が多くいるので、明治として譲れないものは守りながら、また新しい強い明治をつくっていってほしいと感じています」
--インカレの意気込みをお願いします。
「チームとしては最後の大会になるので、日本一に向けて日々の練習からやっていきたいと思いますし、自分自身としても学生最後の大会になるので、本当に後悔がないように出し切りたいですし、目に見える結果を出して、このチームの優勝に貢献できるように頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[田上愛子]
◆三品 直哉(みしな・なおや)商4、帝京大可児、174センチ・70キロ
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