(91)大学野球引退インタビュー 瀨千皓外野手
(この取材は11月30日、電話で行われました)
瀨千皓外野手(営4=天理)
――神宮大会はいかがでしたか。
「全然日本一になるというか、青学とやる気満々だったのでまさかこんなとこで終わってしまうかって感じでした」
――この4年間で最も印象に残っている瞬間を教えてください。
「やはり自分の代打ホームランですかね(今季慶大1回戦)。今までの鬱憤(うっぷん)じゃないですけど、そういうものを少しは晴らせたのではないかなと思っています」
――この4年間は長かったですか、短かったですか。
「めちゃくちゃ長かったです。長くて辛い4年間でした。どんなに頑張っても抗えないものがあると痛感させられました。何のために頑張っているんだろうと思う時期もあって、そういう時期はやはり辛かったです」
――4年間で成長したと感じる点を教えてください。
「とにかく、そうは言っても、自分の中でやっぱ辞めるっていう選択肢はもちろんないし。その中で、結局頑張らないといけないっていう環境の中で、絶対に諦めないっていう強さはついたのかなと思います。タフな男になったし、やっぱりそういうのが最後のシーズンで、打席の粘りとか、逆境に対しての強さとか、勝負強さに結びついたのかなと思います」
――副将として心がけたことを教えてください。
「嫌われる勇気を持つことですかね。あかんことをあかんと言おうと思っていました」
――幹部の3人はどのような人でしたか。
「真面目が多くて、いいバランスだったんじゃないですかね。結構みんなそんな偏った性格じゃなかったし、でもみんなそれぞれの個性がありました。(木本主将は)結果的にやっぱ勝てる主将やったから良かったかなと思います」
――いつまで野球を続けたいですか。
「やるからにはプロも目指してやりたいし、でもやっぱりだらだら続けるのも違うかなと思うんで。自分の中では、やっぱそのプロに実際行ける年齢ぐらいまでしっかりやりきるっていうイメージです。もう次引退する時はほんまに辞める時ですから気合い入れないとと思っています」
――改めて、どんな4年間でしたか。
「いい経験はできたと思います。良いことも悪いことも、色々含めて良かったと思います。本当に楽しかったです」
――ありがとうございました。
[橘里多]
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