(36)インカレ直前インタビュー/松尾春希
12月6日より全日本選手権大会(インカレ)がついに幕を開ける。今季ここまで無冠と苦しむ明大にとってタイトル奪取のラストチャンス。初戦から北海道学生リーグ無敗優勝を果たした札幌大とのマッチアップとなっており、熱戦が予想される。今季初となる全国の舞台で〝貫徹〟を胸に頂に向けた挑戦が今、始まる。
今回は松尾春希(法4=尚志)のインタビューをお届けします。
——4年間を振り返っていかがでしたか。
「明大での4年間はすごく濃くて、その中で楽しいと言える部分は少なく苦しいという気持ちの時が多かったですが、それが自分を強くしてくれました。それがあってこその今の自分ですし大きく変わることもできた4年間だったと思います」
——4年間で成長したと感じる部分を教えてください。
「一番は人間性だと思っています。高校生の時は考え方が幼くて言われたことに対して広げていくことができませんでしたが、大学に入ってからは広げていく作業や言葉を深く落とし込んで理解し行動に移す作業が身についたと思います」
——3年時春には大ケガがありましたがケガの前後での変化はありましたか。
「意欲は変わらないですがメンタル的なところで言えば、約1年の離脱だった(4年時に)ので残された時間が残り1年間しかない中で先ずはやってやろうという気持ちが大きかったです」
——一番印象に残っていることを教えてください。
「2年生の時に出た関東大学リーグ戦19節の流経大戦でのスタメンです。自分だけじゃなくて、Iリーグ(インディペンデンスリーグ)で戦っていた三品(直哉・商4=帝京大可児)、田部(健斗・商4=広島皆実)が一緒に出て、その中で一緒に結果を残して、明治の勝利に貢献したということがすごく嬉しかった記憶があります」
——監督コーチへの想いをお聞かせください。
「前監督が栗田さん(大輔前監督)で厳しさもあった中から、今年は雰囲気的には少し柔らかい監督で、いかに自分たちで厳しさを求めるかがすごく難しかったですが、勉強にもなり感謝しています。他のスタッフに関しましては、明治をよく知っている方々なので、成長できる深みや重みのある言葉掛けをしてくれたと思います」
——後輩への想いをお聞かせください。
「まずは104年続いている明大サッカー部の伝統、歴史があるので、それらの事を自分から知りに行って、この組織がどのようにしてできているか、どうしたら良くなるのかを知りにいってほしいと思います」
——期待している後輩を教えてください。
「3年生では多久島(良紀・文3=大宮アルディージャU―18)、新谷(陸人・商3=東山)です。2年生では田上(遼馬・政経2=日章学園)、山座(拓達・商2=徳島市立)です。」
——同期への思いをお聞かせください。
「個性がある人たちで、サッカー、私生活を通じてぶつかり合った時とかもありました。けれど同期の存在が今の自分を強くしてくれたし、引き上げてくれたのでみんなには感謝しかないです。プライベートの面でも面白いので22年間で一番充実した時間でした」
——チームの雰囲気はいかがですか。
「リーグ戦(関東大学リーグ)の最終節で国士大に1―3で負けた中で、雰囲気は決して良いわけではないのですが、マイナスでもないと思います。もっと良くしていける材料が増えたとプラスに捉えているし、自分たちがやるしかないという雰囲気があって自分は良いと思っています」
——インカレの意気込みを教えてください。
「インカレは負けたら終わりなので全身全霊をかけて、目の前の相手に圧倒して勝てるようにここから3週間、優勝という目標に対して貢献したいと思います」
——インカレに向けて意識しているところを教えてください。
「試合には日常の練習の成果しか出ないと思うので、日常をどうやって突き詰めるか、日常をどれだけ厳しくしていくかという話は4年生の中でしています」
——ありがとうございました。
[近藤陽紀]
◆松尾春希(まつお・はるき)法4、尚志、173センチ・71キロ
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