(34)インカレ直前インタビュー/高橋楓

2025.11.29

 12月6日より全日本選手権大会(インカレ)がついに幕を開ける。今季ここまで無冠と苦しむ明大にとってタイトル奪取のラストチャンス。初戦から北海道学生リーグ無敗優勝を果たした札幌大とのマッチアップとなっており、熱戦が予想される。今季初となる全国の舞台で〝貫徹〟を胸に頂に向けた挑戦が今、始まる。

 今回は高橋楓(政経4=鹿島アントラーズユース)のインタビューをお届けします。

――監督やコーチ陣への思いを教えてください。

 「監督もコーチも今年度から代わって、池上さん(寿之監督)はものすごく選手思いな方で、自分の相談にも乗ってくださって、すごく優しい監督だなというのがまず第一印象でありました。サッカーになると厳しい部分もありますが、すごくいい人で今年1年間一緒にサッカーをできてとても楽しかったです。コーチに関しては、純さん(小川佳純ヘッドコーチ)は結構無口な方なんですが、でも一つ一つの声かけに意図があって、それを読み取っていくと元プロのサッカーに対する深さがものすごく伝わってくるコーチだったなと思います」

――後輩への思いを教えてください。

 「これからの後輩たちは、また来年度も1部でサッカーができるので、今年度自分たちはリーグ戦も総理大臣杯(全日本大学トーナメント)も優勝できずに、天皇杯もできなかったっていう悔しさがあるので後輩たちには絶対優勝してもらいたいです。その中で後輩たちには思い切ってやってほしいというのは一つ伝えたいです」

――同期への思いを教えてください。

 「率直にすごく迷惑をかけたなと思います。下級生の頃は色々と仕事でミスをしたり、自分のせいでミーティングが長引いたり、そういう面ではものすごくごめんなさいという気持ちはあるのですが、その中でもすごく同期には助けられました。自分が落ち込んでいる時にみんなが声をかけてくれて立ち直れた部分もありますし、今年の4年生は学年会もたくさんして、すごく仲がいいと自分は思っているので、残りのインカレはチーム一丸となって、4年生全員で優勝を狙っていきたいなと思います」

――4年間を振り返っていかがですか。

 「率直に楽しかったです。明大に入って成長できた部分もありますし、厳しい部分もありましたが、その厳しさが楽しかった4年間だったと思います」

――明大サッカー部での思い出を教えてください。

 「日々の寮生活でピッチ外も同期と喋ったり、ご飯を食べたり、一緒に筋トレをしたり、そういう部分がこのサッカー部での思い出です」

――キーパーとしての強みを教えてください。

 「ビルドアップの部分と、シュートストップの部分を強みにしています。自分はキーパーの中では身長がそこまで大きくなく足元が見られるので、キックやビルドアップの部分は高校生の時から強みでもありました。でもやはりキーパーはシュートを守らなければいけないので、そこ(シュートストップ)は高校生の時はそこまで強みにはできていなかったのですが、榎本コーチ(達也GKコーチ)に4年間指導していただいて、強みになりました」

――4年間で成長した部分を教えてください。

 「4年間で、サッカーの部分ではプロや他大の強いチームと戦うことで自分の技術のキャパを大きくできました。また、キーパーのシュートストップの技術の面は4年間で榎本コーチに教えていただいた部分がすごく成長できた部分です。また、練習で成長できたところを試合でトライをして、ミスをしたらまた練習するというトライアンドエラーを繰り返して、キーパーとしてのスキルであったり、サッカーのスキルを成長させることができたなと思います。人間性としては明治としてサッカーだけではなく社会につながっていくために、上下関係や言葉遣いなどの人との接し方はサッカー部だけではなく大学に通う中でも成長できたと思います」

――インカレに向けて意気込みをお願いします。

 「本当に優勝ということしか見ていないですし、何が何でもこのタイトルを最後取って、全員で笑って1年間を締めくくりたいなと思うので、自分が出ようが出なかろうが、どんな立場に回ったとしても、100パーセントの力を出し切って必ず優勝したいと思います」

――ありがとうございました。

[吉㟢帆奏]

高橋 楓(たかはし・かえで)政経4、鹿島アントラーズユース、184センチ、83キロ