(98)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー①/岩佐太陽、古井康介、小川心徠

2025.11.20

   箱根駅伝出場校も参加する上尾シティハーフマラソン(上尾ハーフ)。岩佐太陽(商1=鳥栖工)、小林周太郎(営3=伊賀白鳳)が自己ベストを更新し、ハーフマラソン初出走の1年生らも確かな手応えを得た。チームの底上げが図られる明大は選手おのおのが課題を明確にし、次なるステップを見据えている。今回は出場した7人の選手のインタビューをお届けする。

 第1回は岩佐、古井康介(政経4=浜松日体)、小川心徠(情コミ1=学法石川)のインタビューです。

岩佐 
109位 1時間4分6秒 自己ベスト
――自己ベストを更新しました。レースの振り返りをお願いします。
 「今回のレースでは63分を切って、できれば62分台でゴールする予定でした。思うようにいかず、10キロ過ぎまでは1キロ3分ペースで押せましたが、後半はきつくなってしまいました。自己ベストを出して前回よりは一歩前に進むことはできたので、その部分は一つ収穫があったと思います」

――レースの後半でうまくいかなかった要因を教えてください。
 「来年度の丸亀ハーフ(香川丸亀国際ハーフマラソン)に向けて、前半突っ込んでどこまで粘れるかをやってみようという狙いがありました。後半伸ばせたら伸ばすというイメージだったので、やはり後半が動かなかったのは実力不足だと思います」

――丸亀ハーフでの目標のタイムと意気込みをお願いします。
 「今回出せなかった62分台を狙います。同学年であったり、来年度の箱根駅伝予選会(箱根予選)で戦うであろう大学の選手たちだったりに、競り勝てるような走りをしていきたいと思います」

(写真:ゴール目前の古井)

古井
134位 1時間4分26秒 
——レース振り返っていかがでしたか。
 「62分台を狙うという目標で、最初から突っ込んでいくというのを目標にしてやっていましたが、自分の実力不足を感じる結果で終わったかなと思います」

——箱根予選からここまでどのように練習を積まれてきましたか。
 「箱根予選の後1週間ぐらい疲労を抜いて、そこから上尾に向かって、という感じでした。疲労を抜くことを重視した練習も組まれていたので、長い距離に対応することができていなかったかなと思います」

——今日のご自身のコンディションとしてはいかがでしたか。
 「悪くはなかったです。上尾というタイムが出やすいコースなので、それもあっていけるとは思っていました」

——このコースの特徴というのはどのように捉えていますか。
 「結構平坦な基調で、そんなに上がり下がりがないので、箱根予選と比べてタイムが出やすいです」

——今後出場される予定の大会は決まっていますか。
 「日体大記録会に5000メートルでエントリーしています」

——そこに向けてどのように練習を積まれていく予定ですか。
 「ここからはスピードが求められて、靴もスパイクに変わってトラックになります。色々と条件が違うので、一旦スパイクに足を慣らすようなポイント(練習)をしないといけないのかなと感じています」

——応援してくれた方に向けてメッセージをお願いします。
 「部員日記でタイムを出すと息巻いていましたが、不甲斐ない結果になって申し訳ないです。来年度以降も明治を応援していただけたらなと思います」

(写真:力走する小川)

小川
150位 1時間4分40秒 初
——初のハーフマラソンでしたが、今日のレースを振り返っていかがですか。
 「最初から動きも良く、突っ込んで入れたことが収穫でした。月末に1万メートルがあり、それに向けていい弾みになったと思うのですが、後半に落としすぎてしまったのでこれからの練習で調整していきたいと思います」

——出走した経緯について教えてください。
 「ハーフマラソンを経験していなかったので、来年度の箱根予選に向けた位置づけで走りました」

——今日のコンディションについてはいかがでしたか。
 「最初は気温が低いなと感じたのですが走っているうちに暖かくなり、いい条件ではあったのですが、自分の実力不足を感じました」

——このレース自体はどのような目標で臨まれましたか。
 「3分台でしっかり走り切る目標を立てて走ったのですが、抑えて走って落ちていくよりは、突っ込んでいく方がこれからにつながると思ったのでそれを意識して走りました」

——今後の意気込みをお願いします。
 「月末は29分前半、28分台を目標にして、チームの主力選手になっていけるようにしたいと思います」

——ありがとうございました。

[武田隼輔、安田賢司、吉澤真穂]