(51)関東大学対抗戦・帝京大学戦 試合後コメント①
劇的な展開で21―17と帝京大から3年ぶりに白星をつかんだ。今回は帝京大戦後のインタビューをお送りします。
左プロップ田代大介(営3=大分舞鶴)
——スクラムを振り返っていかがでしたか。
「スクラムはずっと準備してきたものなんですけど、西野さん(帆平・文4=東福岡)
と山口(匠・政経3=流経大柏)がしっかり自分の仕事を全うしてくれて、最後に僕が仕掛けるイメージなので、2番、3番の仕事とバックファイブが1センチでも相手より前に出るっていう意識がイメージがあるので、それがただ勝っただけなのかなと思います」
——試合を終えていかがですか。
「前半スクラムが後手に回ってしまって、自分のペナルティーのせいで前半の最後に3点取られてしまったところがあったので、後半自分の方からもスクラムを攻めても俺がずっとペナルティーを取ってくるというふうに変えました。今日はFW戦になることはみんな意識できていたので、BKもFWで勝負することをイメージして、そこにコミットしてくれたので、良かったと思います」
フッカー西野
——スクラムは後半にどのようなところを修正したのですか。
「試合前の話では、しっかりまずマイボールを出すというところにフォーカスしていて、少し受け身のようなスクラムのトークをしていたのですが、それだけでは帝京さんの圧に前半は押されてしまっていたので、しっかり自分たちからペナルティーを取りにいくというのに変えて、8人全員そろって押しにいくという方向に変えました」
——ブレークダウンは序盤から勝っていたと思いますがいかがでしたか。
「プランとしても、ディフェンスというところにフォーカスしてやってきたので今回はその接点のバトルというところで、しっかりFW、BKともに全員が同じ方向向いてできたのかなと思います」
右ロック菊池優希(政経4=山形中央)
——スクラムの度に円陣を組まれていましたが何か話したことはありますか。
「スクラムの前に自分たちのやるべきことをやろうと声を掛けて、スクラムの前に『みんな行くぞ』っていう感じで声を掛けています」
——ご自身のプレーはいかがでしたか。
「コンタクトの部分で前に出るところで、チームのために体を張ることはできたんじゃないかなと思います。一方でこれから直すところもあると思うので、そこを改善して次に臨みたいと思います」
右フランカー大川虎拓郎(法3=東福岡)
——セットプレーを総括していかがでしたか。
「この1年間、モールとスクラムを磨いてきて、セットプレーはFWの生命線だと思っています。そこに対しても今までの試合でも自信があったので、そこをしっかり全面的に出して戦っていこうってとこで今日はこのプランになりました」
——ファンの声援はいかがでしたか。
「自分も今年から少しずつ(関東大学)対抗戦に出始めて、自分は明治コールをしている側だったんですけど、聞けてすごく感動しましたし、どんなにしんどい時でもスタンドや仲間たちを見てすごく勇気もらえたので、やっぱりすごく力になるなと感じました」
ナンバーエイト利川桐生(政経4=大阪桐蔭)
——率直な感想を聞かせてください。
「素直にうれしいなと思います。この1週間全員でやってきたので、ノンメンバーのためにも全員がいいラグビーができたのは素直にうれしいかなと思います」
——先日の取材でチームの中でまだ緩さがあると仰っていましたが今日の試合では見られなかったと思いますが、いかがですか。
「一人一人の役割を全員が遂行できた結果が今日の勝利だと思うので、ここで気を緩めるのではなくて、さらに気を引き締めて、来週からジュニア(関東大学ジュニア選手権)も続いていくので、またチーム全員でいいラグビーができたらいいなと思います
高比良恭介(政経2=東福岡)
——出番を知らされた時はどのような心境でしたか。
「あの時間帯で負けていたところで、1番の伊藤潤乃助(文4=常翔学園)さんと入ったんすですけど、僕たちが入って流れ変えないといけないなという思いで入りました」
——最後のモールが試合の中でファーストスローでした。
「正直めちゃくちゃ緊張していましたが、このプレッシャーの中でスローインができたことも、これからも自分の成長につながるかなと思います」
——ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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