(85)秋季リーグ戦後インタビュー 毛利海大投手
(この取材は10月30日に行われました)
毛利海大投手(情コミ4=福岡大大濠)
――リーグ優勝とドラフト2位指名と、激動の1週間になりました。
「忙しかったという感じです。やはりなかなかできる経験じゃないと思うので、忙しかったというのが一番です」
――ドラフト当日はどのような気持ちで迎えましたか。
「かなり緊張して、もう寝られないくらいというのが一番にくる感じです。名前が呼ばれるかというのもそうですし、どの球団にいくのかも自分で選べるわけじゃないので、そういうところが少し怖い部分はありました」
――千葉ロッテマリーンズの印象について教えてください。
「ロッテはほんとに若手の選手が活躍しているという印象があって、若手がどんどん出ていく中で自分もその一員に入っていけたらいいなという風に思っています」
――千葉県のイメージについて教えてください。
「海です。アクアラインとかディズニーもそうですし、そういったイメージです」
――大川慈英投手(国際4=常総学院)が1位指名を受けました。
「ドラフト1巡目の最後の指名だったので、(自分は)ドラ1はもうないのかと思いました。あとは指名されるのかなという不安がどんどん出てきました」
――プロ野球選手を本格的に目指し始めた時期を教えてください。
「高校3年生の時に、プロに行きたいという気持ちがありました。しかし実力が足りないというか、まだそこまで達していなかったので、大学で成長できたらいいなと思って大学に入りました。ただレベルが高すぎて、ついていけないというか、その中でやっと3年から投げだしたので、その辺ぐらいからもう少し頑張ればいけるのかなと思いました。4年春で結果が上がったので、いきたいなという気持ちになりました」
――2年時に久野悠斗投手(商4=報徳学園)が、3年時に髙須大雅投手(法4=静岡)がご活躍されて、当時はどのような気持ちでしたか。
「早く投げたいという気持ちでした。久野、髙須が投げていて、なんで(自分は)投げられないんだよという感じだったのは覚えています」
――リーグ戦では29年ぶりの完全優勝を果たしました。
「チームが一つになったというか4年生が本当に中心となって回れたというか、活躍できたことが本当にまずは優勝、そして10連勝につながったかなと思っています」
――個人として今季の投球を振り返っていかがですか。
「3戦目にいかなかったのでイニングが少なかったというのはあると思うのですが、でももうもう少し長いイニング、やはり最低でも7回ぐらいは全部投げたかったという気持ちはあります」
――改めて東京六大学リーグはどのような舞台でしたか。
「すごい集まりだったなと思います。各有名高校の4番とか上位を打っている人たちが集まってくるところだったので、少しレベルが違うなと思いながらやっていました」
――明治神宮大会に向けて意気込みをお願いします。
「短期決戦でどんどん日程も増えてくるので、しっかり体のケアをしながら、あとはもうチーム全員で日本一取りに行きたいと思っています」
――ありがとうございました。
[伊原遼太朗]

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