(89)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑥/山本樹
第102回箱根駅伝の出場権を懸けて行われた箱根駅伝予選会(箱根予選)。やや気温が高かったものの、比較的走りやすいコンディションで行われたレースで、選手は熱い走りを見せた。しかし、明大はボーダーラインの10位に1分58秒及ばず、惜しくも2大会連続で本選への出場権を逃すという悔しい結果に。今回は、悔しさを胸に秘めた指導者と出走した12人のレース直後の声をお届けする。
第6回は山本樹(営4=専大松戸)のインタビューです。
(この取材は10月21日にオンラインで行われたものです)
山本
121着 1時間4分3秒
——今回の振り返りをお願いします。
「自分の現在の力を出し切れたと思います。最初の5キロを抑えすぎて、後半でその分を取り返せなかったことが反省点です」
——当日のコンディションはいかがでしたか。
「気温や湿度は悪くなく、体調も良い状態で本番に臨めました」
——レースプランを教えてください。
「最初に突っ込み過ぎないで、後半にペースを上げる計画でした」
——駐屯地から15キロ地点の走りはいかがでしたか。
「最初に抑えすぎましたが、10キロ、15キロ地点は想定通りのペースで通過できました」
——公園内の走りを振り返っていかがでしたか。
「きつい部分もありましたが、前半で体力を温存した分、ペースアップはできました」
——これから出場予定の試合はありますか。
「MARCH対抗戦と日体大記録会には出るつもりです」
——競走部での4年間を振り返っていかがですか。
「入学した頃に思い描いていた結果とは違うものになってしまいましたが、この競走部で出会えた仲間や指導陣、スタッフの方、家族といったいろいろな方々の支えがあって、ここまでやってこられたので、感謝しています」
——応援してくれた方々へのメッセージをお願いします。
「自分たちは箱根予選を通過することができませんでしたが、後輩たちはここで終わる選手ではありません。これから強くなるので、引き続き応援よろしくお願いします」
——ありがとうございました。
[中村慈詠]
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