
(81)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑬/森下翔太
昨年度7年ぶりに本選出場を逃した明大が、リベンジをかけ箱根駅伝予選会(箱根予選)に挑む。「紫紺の襷プロジェクト」初年度として、まず箱根駅伝への出場権獲得が絶対条件だ。伝統ある紫紺の誇りを懸け、箱根路への「帰還」を果たす。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第13回は森下翔太(政経4=世羅)のインタビューをお届けします。(この取材は10月9日にオンラインにて行われたものです)
——現在のコンディションはいかがですか。
「少しケガをしていたのですが、8割ぐらいは戻っていると思います」
——箱根予選のメンバーに選ばれた率直な感想はいかがですか。
「選ばれると思っていたので、特別な感じはないです」
——森下選手から見て、チーム内で調子のいい選手はどなたですか。
「僕より調子がいいのは堀(颯介・商4=仙台育英)です」
——今のチームの雰囲気はいかがですか。
「みんな同じ目標に向かって頑張ろうとしているので、結構いい感じだと思います」
——全日本大学駅伝予選会(全日本予選)などもありましたが、前半シーズンを振り返っていかがですか。
「あの時(全日本予選)はチームの状態があまり良くなかったのでなんとも言えませんが、その時よりは今の方が圧倒的に良いので、結構期待しています」
——夏合宿の疲労はどのくらい抜けていますか。
「最初の方はケガをして走っていなかったので、足に疲労などはありません。後半も少しやったぐらいで、夏合宿はほぼ影響していないです」
——ケガもあったとのことでしたが、全体で見て夏合宿の消化率はどのくらいでしたか。
「本練習は参加していないのですが、ケガをしている時のメニューだと8割から9割はできたと思います」
——昨年度の箱根予選を踏まえ、今年度はどのような走りをしようと考えていますか。
「昨年度こそ、ケガ明けすぐの走り始めだったので比べるのも難しいのですが、今年度は準備がある程度できて、調子も上がってきています。公園に入るまではしっかり余裕を持って、公園入ってからペースを一気に上げて、順位もタイムも巻いていこうかなと思っています」
——目標タイムや順位を教えてください。
「タイムは63分前半です。順位は全然レベルがわからないので難しいですが、50位ぐらいを狙えたらいいのかなと思います」
——箱根予選通過に向けてポイントとなるのはなんだと思いますか。
「後半どれだけ上げられるかで順位が変わってくるので、公園内でどれだけペース上げられるかということが大事だと思います」
——大志田秀次駅伝監督や射場雄太朗コーチから何か言われていることはありますか。
「体調管理です。体調管理だけ気をつけてと言われています」
——今年度から「紫紺の襷プロジェクト」が始まって注目度が上がっていますが、その点はどのように捉えていますか。
「結果は出さないといけないのかなと思っているだけで、特に深いことはないです」
——森下選手はエースとしての活躍が期待されると思いますが、その点はいかがでしょうか。
「エースと言われるなら、タイムを出してチームに貢献することができる仕事かなと思っています」
——明大ファンに一言、箱根予選の意気込みを教えてください。
「今年度こそは箱根予選を通って本選(箱根駅伝)に出場して、正月に楽しい時間を届けられるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[安田賢司]
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