
(77)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑨/吉川響
昨年度7年ぶりに本選出場を逃した明大が、リベンジを懸け箱根駅伝予選会(箱根予選)に挑む。「紫紺の襷プロジェクト」初年度として、まず箱根駅伝への出場権獲得が絶対条件だ。伝統ある紫紺の誇りを懸け、箱根路への「帰還」を果たす。今回は箱根予選にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第9回は吉川響(文4=世羅)のインタビューです。(この取材は10月7日にオンラインで行われたものです)
——エントリーメンバーに選ばれた心境をお聞かせください。
「前半シーズンや夏合宿でうまく練習をこなせない時があり、調子が上がり切らない中だったのですが、こうしてまたエントリーに入らせていただいたので、とりあえずは一安心という感じです」
——現在のコンディションを教えてください。
「2、3年で箱根予選を走った時と比べると、調子はまだ上がり切ってはいないのですが前半シーズンよりも自分の中で走れている感覚はあるので、少しずつ調子は戻ってきていると思います」
——夏合宿を経て、手応えはどのように感じていますか。
「夏合宿中にうまく練習ができない時もあったのですが、合宿後は余裕を持って練習をこなすことができているので、かなり調子が戻ってきているという感覚があります」
——夏合宿後からは箱根予選に向けてどのような練習をされましたか。
「箱根予選でハーフマラソンを走るにあたって、距離を踏む練習や最近はハーフマラソンのペースもハイペースになってきているので、スピード練習を交互にやっていました」
——ご自身のレースプランを教えてください。
「箱根予選は他大学の選手が多い中で出場し、必ずどこかの集団の中で走ると思うので、自分に合った集団で無駄な体力を使わず公園内までは余裕を持って走るという感じです」
——明大が予選通過するために必要なことは何だと考えていますか。
「明大競走部は他のチームと違い、飛び抜けたエースのような存在がおらず、全員の総合力で戦っていかなくてはいけないと思います。予選を突破するため、全員が結果につながるような走りをすることが大事だと思います」
——箱根予選に向けて意気込みをお願いします。
「昨年度は予選敗退してしまい、今までにないような苦しみを味わいました。今年度は最終学年ということもあるので予選を突破して箱根駅伝本選に出場するために、自分もチームに貢献できるよう全力で走り抜けたいと思います」
——ありがとうございました。
[吉澤真穂]
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