
(74)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑥/土田隼司
昨年度7年ぶりに本選出場を逃した明大が、リベンジをかけ箱根駅伝予選会(箱根予選)に挑む。「紫紺の襷プロジェクト」初年度として、まず箱根駅伝への出場権獲得が絶対条件だ。伝統ある紫紺の誇りを懸け、箱根路への「帰還」を果たす。今回は箱根予選にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第6回は土田隼司(商2=城西大城西)のインタビューです。(この取材は10月7日にオンラインで行われたものです)
——現在のコンディションはいかがですか。
「現在のコンディションは7割ぐらいです。箱根予選本番まで2週間を切っているので、完璧に近い状態に持っていけるよう、ここから練習メニューも落ちるので、しっかり調整していきたいと思います」
——残りの期間はどのように過ごされる予定ですか。
「何か特別なことはしないでいつも通りを心がけることと、練習メニューのボリュームがだいぶ下がってくるのですが、落としすぎないようにジョグなどをよく考えてやるようにしています」
——チーム全体の雰囲気はいかがですか。
「夏合宿を経て箱根予選に向かっていくにつれて、だんだんチームもまとまってきたと思っています。走るメンバーだけでなく、チーム全体の雰囲気が大事になってくると思うので、チーム一丸となって箱根予選に向けてまとまってきている点で、いいのかなと思います」
——夏はどのように過ごされていましたか。
「ケガの影響もあり夏合宿の前半は別メニューだったのですが、菅平合宿からは全体メニューと合流できて、練習もAチームで大体こなすことができたので、そこは良かったです」
——シーズン前半はケガの影響がありましたか。
「関東学生対校選手権の前に軽めの疲労骨折をしてしまって、そこから2カ月ほどで治って7月くらいに練習に復帰したのですが、そこでもう一度軽めのケガをして、夏の前半は走れませんでした。でもそこからはもう箱根予選1本に絞って練習してきて、今もしっかり練習を積めているので、それほど影響はないかなと思います」
——エントリーメンバーに選ばれた時の気持ちを教えてください。
「夏合宿後半からはもう練習もしっかり消化できていて、選ばれるつもりで練習していたので、特に特別なことではないかなと思います」
——箱根予選のチームとしての目標を教えてください。
「やはり通過することが一番の目標です」
——順位はそれほどこだわっていませんか。
「今のチーム的に6番から10番のボーダー争いをすると思っているので、しっかり全員で勝ち切る意識を持って箱根予選を突破したいと思います」
——個人の目標を教えてください。
「昨年度の個人順位を超える80位以内を目標としていて、タイムとしては63分45秒あたりを目標としています」
——理想のレース展開はありますか。
「夏合宿は走り込みがそこまでできていなかったので、ペース配分を意識したいです。ラストの公園内の5キロをいかにペースを落とさずに最後まで走りきるかが大事だと思うので、前半突っ込みすぎずに後半もうまく耐えられるようなレース展開をしたいと思います」
——最後に意気込みをお願いします。
「明大の今のチーム状況的にエースと呼べる存在はいないと思っているので、走るメンバー全員が自分がチームを勝たせる意識を持って、全員で箱根予選突破に向けて頑張っていきたいです」
——ありがとうございました。
[加藤菜々香]
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