
(69)箱根駅伝予選会事前インタビュー①/岩佐太陽
昨年度7年ぶりに本選出場を逃した明大が、リベンジを懸け箱根駅伝予選会(箱根予選)に挑む。「紫紺の襷プロジェクト」初年度として、まず箱根駅伝への出場権獲得が絶対条件だ。伝統ある紫紺の誇りを懸け、箱根路への「帰還」を果たす。今回は箱根予選にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第1回は岩佐太陽(商1=鳥栖工業)のインタビューです。(この取材は10月8日に電話で行われたものです)
——コンディションはいかがですか。
「夏合宿で追い込んだ分の疲労が抜けてきて、しっかり状態も上がってきている感じがします」
——エントリーメンバーに選出された心境はいかがですか。
「最低限の目標として箱根予選のメンバー入りするということを掲げていたので、まずはホッとしています。選ばれたからにはしっかり走り、予選突破を目指していかなければならないので、もう一度覚悟を固めました」
——夏合宿を振り返っていかがですか。
「初めての大学での夏合宿だったので、分からないことや練習のハードさに驚きを受けることが多かったです。ただその分、自分の体を強くすることができたと感じているので有意義な夏合宿になったと思います」
——箱根予選に向けて夏合宿で重点的に取り組んできたことは何ですか。
「夏合宿は長い距離に対してのアプローチを頑張ってきたと思います。まだ1年生ということもありハーフを経験したことがないので、長い距離に対する粘り方や後半の持っていき方に取り組みました」
——コースの印象はいかがですか。
「前半は平坦、後半はアップダウンのあるコースなので、後半の公園に入ってからペースを落とさず、できれば上げていかなければ負けてしまうので、公園に入ってからが勝負どころという印象を受けました」
——チームで調子の良い選手を教えてください。
「堀(颯介・商4=仙台育英)さんや森下(翔太・政経4=世羅)さん、古井(康介・政経4=浜松日体)さん、大湊(柊翔・情コミ3=学法石川)さんなどの主力選手がしっかり順調に仕上がってきていると感じています」
——予選通過へのキーマンは誰だと思いますか。
「先程名前を挙げた4人や吉川(響・文4=世羅)さんのような主力と呼ばれる方たちが機能することが予選通過につながると思います」
——昨年度のリベンジをかけて臨むチームの雰囲気はいかがですか。
「大丈夫かなという不安より、いけるのではないかという期待の方が多く感じています」
——個人の目標を教えてください。
「予選突破に近づける100番以内を目標にして、狙っていきます」
——最後に意気込みをお願いします。
「昨年度は箱根予選を通過できませんでしたが、今年度は大学側の支援もあり、期待もかかっていると思うので、しっかり応えられるような走りをしたいと思います。本選ではシード権争いができる状態に上げていくために、予選を突破することが大事になってくるので、集中して取り組んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします」
——ありがとうございました。
[柏倉大輝]
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