
(56)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 菱川一輝投手
(この取材は9月17日、電話で行われました)
菱川一輝投手(文4=花巻東)
――夏キャンプなどで取り組んだことを教えてください。
「キャンプの時はとりあえずいろんなことを試してみました。例えば力感なく投げてみたり、いろんな投げ方を試して、自分に合うポジションや投げ方を見つけるっていうことをキャンプのうちはやりました。筋トレは今までずっと下半身ばっかやっていたのですが、上半身もかなりやるようになったら感覚的にもすごい良くなったという発見がありました」
――自分に合う投げ方とはどのようなことでしょうか。
「力感なく投げてみた時の感覚をを今の投げ方に応用したような感じです。大きく変えたところは、腕のグローブ側の手を高く上げてたものを、低く下げたっていう点ですね。リリースポイントが少し下がりました。力のベクトルをキャッチャーにちゃんと向けられるような投げ方を目指してこの夏は取り組みました」
――ついにラストシーズンですが、心境の違いなどございますか。
「早いなって思います。でも取り組み方というか、優勝っていう目標は変わらないので。それでもラストシーズンなので気持ちの持ちようは違うなと思いますし、最後はやっぱ悔いなく終わりたいですね(同期との時間も最後だと思いますが、寂しさはありますか)もちろんありますよ。僕の4年間は、高校生とはまた違った4年間だったので、ベンチに入っている4年生にも、入っていない応援してくれるメンバーのためにも頑張りたいなとかなり思ってます」
――個人の目標はございますか。
「春はすごい僕的には不甲斐ないシーズンだったので、もう別人と言われるぐらいになりたいです。やはりマウンドに立って、やっぱその試合で、投げることによって、貢献度って変わると思うんで。やっぱり多くの試合で投げれるようにしたいです」
――今シーズンのブレイク候補を教えてください。
「投手だと渡邉聡之介(政経2=浦和学院)です。気が強いのか弱いのか分かんないのですが、物おじせずマウンドに立てるところがすごいなと思います。野手は若狭遼之助(商2=星稜)。誰よりも練習する子です」
――ラストシーズンに向けて意気込みをお願いします。
「チームの防御率1点台、優勝を目指して頑張ります」
――ありがとうございました。
[橘里多]

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