
(55)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 小島大河捕手
(この取材は9月12日に行われました)
小島大河捕手(政経4=東海大相模)
――日米大学選手権では5連勝で優勝を果たされましたが、振り返っていかがですか。
「今年は投手力と野手力両方ともすごいチームだったので、チーム一人一人がしっかり力を発揮した結果が5戦全勝につながったかなと思います。(昨年度のチームと比較していかがですか)去年よりは明るい人が多かったと感じたので、勝っても負けていても明るい雰囲気でやっていたのが今年のチームかなと思います」
――個人としては全試合5番・指名打者として出場しましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
「初対戦の中で、その中で安打を打てたのは良かったと思いますし、でもやっぱ打てない場面も多かったので、そこはこれからの課題として頑張っていきたいと思います。(捕手として試合に出場したい気持ちはありましたか)あんまりないです」
――2年連続で代表に選出された中で、そこで得られたことを教えてください。
「同じ世代のトップレベルの選手たちと野球できたことで、日本だけでなく世界のレベルを知ることができましたし、いろいろな見たことのないピッチャー、バッターがいたので、それはこれからの野球人生にとっていい経験だったと思います。(何か新しい発見はありましたか)真っすぐは力強いピッチャーが多かったので、それに振り負けない力をつけていく必要があると思いました」
――ここまでのオープン戦を振り返っていかがですか。
「オープン戦はあまり打てていないのですが、まだもうちょい時間があるので、東大戦に向けていい形で入っていければいいかなと思います。(チームとしてはいかがですか)だんだん雰囲気も良く、いい点の取り方もできているので、そこは良くなってきているかなと思います」
――春のリーグ戦が終わってから特に力を入れたことを教えてください。
「バッティングはどの方向にも長打を打てるように、今まで引っ張っての本塁打が多かったのですが、逆方向にも飛ばす練習というか、そこを意識してやるようにはしました。(どのような練習をされましたか)これという練習はないのですが、意識して打ち方とかは考えながらやるようにしました。(手ごたえはいかがですか)あんまり試合では出ていないのでわからないですが、神宮でいい結果が出ればいいかなと思っています」
――今季特に期待する選手を一人教えてください。
「髙須(大雅投手・法4=静岡)です。復帰してもらわないと困るので、一昨日に実戦復帰して、どこに投げるかわかんないですが、頑張ってほしいと思います」
――副主将として普段意識していることを教えてください。
「野球でも私生活でも見本になるように意識していますし、どの場面においてもチームの先頭に立って、やることは意識してやっています。(私生活の面とはなんでしょうか)練習の前はちょっと早く行って準備をしたり、あとはいろいろな人に声をかけて積極的に話すようにはしています」
――何か試合前に行うルーティンはありますか。
「ルーティーンはないです。いつも通り。あとは練習と同じように入れるように、特別なことはしないようにしています」
――ラストシーズンを迎えますが、ここまでの大学野球を振り返っていかがですか。
「2年生から出させてもらって、優勝もあと1歩で優勝逃したこともいろいろ経験できたので、それを最後この秋に集大成としていい形で終わればなと思います。(ラストシーズンにかける思いはありますか)個人としては、やっぱり今までよりも一番いい結果を出したいと思いますし、それ以上にチームをこのリーグ戦を優勝に導ける選手になりたいなと思います」
――来月にはドラフトも控えています。
「ドラフトは自分個人の問題なので、あまり関係ないというか、自分の評価は他人の方がすると思うので、自分はもう目の前、目の前のことをしっかりとやることだけを意識しています。(個人の目線から見ていかがでしょうか)やっぱり日本の野球のトップの世界なので、もちろんずっとそこを目指してきましたし、そこで活躍できる選手というのを目指してやってきたので、そこはそうですね、いけたらいいかなと思います」
――今季の目標をお願いします。
「個人としては打率4割とホームラン5本を目指して。チームとしてはもう優勝、これだけです」
――ありがとうございました。
[伊原遼太朗]

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