
(54)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 毛利海大投手
(この取材は9月12日に行われました)
毛利海大投手(情コミ4=福岡大大濠)
――日米大学選手権では優勝を果たしましたが、振り返っていかがですか。
「どの選手もやることは違うのですが、自分のルーティンがあって、試合の入り方というのは、自分もルーティンがあって、ちゃんとやるべきことをやっていたということがさすがだなと感じました。(緊張はありましたか)アップアップじゃないですけど、最初エスコンに行ったので球場に圧倒された部分はありましたが、程よい緊張で投げられました(エスコンのマウンドに立ったのは初めてでしょうか)初めてで、投げやすかったです。神宮は椅子が青いのですがエスコンは背景が真っ黒なので、的がすごいはっきり見えて投げやすかったです」
――代表の中で特によく交流した他大学の選手を教えてください。
「ピッチャーは全体的に交流しました。特に言うなら亜細亜大の齊藤、山城の二人とはキャッチボールをやったりしました」
――代表として多くのことを学んだと思うのですが、その中で特に得られたことを教えてください。
「自分のルーティンというか、自分をしっかり持っておかないといけないということは改めて感じました。元から流されたくないというか、そういうのはありましたが、改めてそういう気持ちにさせられました」
――アメリカと対戦した中で普段との違いはありましたか。
「やはり落ちる球と、あと緩急は結構通用するというのは気がつきました(緩急がうまく刺さっていた印象です)やはりアメリカのピッチャーはみんな速いですから、いかに真っすぐでどう速く見せるかというのは、落ちる球とかもカーブを使いながら組み立てていたのは覚えています。(直球は差し込んでいる印象です)差し込むというよりは、投げ間違いをしない、そのコース構えたところにきっちり投げ切るという、そういうところが詰まらせることにつながったかなと思います」
――個人としては最優秀投手賞を獲得しました。
「トップのピッチャー陣の中で取れたてことは自信にもなりましたし、ほんとにたまたま取れただけなので」
――この夏特に力を入れたことを教えてください。
「春のリーグ戦からですが、ストレートが強くなったと思います。それで、空振りとファールを取れるようにというのは意識しながらやってきたという感じです。(具体的に教えてください)平均の球速が上がったという感じで、オープン戦投げてきた中で真っすぐでファールを取ることができたり、空振りも取れるようになってきたので、そうなってくるとだいぶ楽になってくるかなとは思っています」
――ここまでのオープン戦を通して、個人としての仕上がりはいかがですか。
「悪くはないのかなと思います。実際やはりオープン戦と、リーグ戦じゃ全然違うので、リーグ戦が始まってからがどうなるかという感じです。(チームとしては)こうつながって、つながってきて、バッティングもだいぶ振れて来ていると思うので、ピッチャー陣も点を重ねられることもあったのですが、最近はもうある程度みんなまとまってきた感じもあるので、いい感じにきていると思います」
――今季、明大で期待している選手を教えてください。
「髙須(大雅投手・法4=静岡)です。春ももがいていたので、髙須がなんとか上がってきてくれたら優勝にも近づくと思います」
――いよいよラストシーズンですがこれまでの大学野球を振り返っていかがですか。
「いろんな経験ができたと思いますし、自分を成長させてくれというか、すごく成長できた期間だったなとは思います」
――最後に目標をお願いします。
「全部取りたいと思います。最多勝、最優秀防御率、ベストナイン、投球回数、奪三振率、いろいろあると思いますが全部取りたいです」
――ありがとうございました。
[伊原遼太朗]

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