
(49)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 榊原七斗外野手
(この取材は9月12日に行われました)
榊原七斗外野手(情コミ3=報徳学園)
――ここまで、ご自身ではどのような練習をしていましたか。
「守備ですね。送球の精度を上げるとか、球際のあと一歩というところとかをキャンプから取り組んでいました。現状維持が絶対ダメだと思うので、何かうまくなれるようにと思って。最初の一歩目とか最後の一歩は今まで以上に重きを置いていました」
――大学日本代表や六大学オールスターで北海道、新潟県、沖縄県といろんな球場でプレーしていかがでしたか。
「エスコン(フィールドHOKKAIDO)が良すぎて、こんな球場で将来できたらいいなと思っています。すごく広かったですし、守ったことのない後ろの感じで楽しかったですし、規模感が新しい感覚でした。収穫になったというか、いい思い出になりましたね」
――エスコンでの日米大学野球選手権では3安打4打点1本塁打の活躍でした。
「(アメリカの選手は)球が速いので、それに負けないようにというところで、真っすぐを狙って2本ヒット打ちました。自分は真っすぐに強いと思って打ちにいったのがいい結果に向いたのかなと思います」
――アメリカの選手は大きかったですか。
「大きいですね。自分の身長以上の選手しかいなかったので(笑)。パワーだけではないなと実際試合してみて分かりました」
――六大学野球オールスターはいかがでしたか。
「リーグ戦で戦うピッチャーとか、バッターとかを見ることができて、いい収穫になりました。いい感覚で打席に入れて、実際に伊藤さん(樹投手・早大)からも1本打てたというところからは、秋はいい感じに試合できるのかなと思います」
――仲良くなった選手はいますか。
「みんなと仲良くなったのですが、伊藤さんと仲良くなりました。まめなところで共通点があったので仲良くなれました」
――大学日本代表を経験してチームにも活かしたい取り組みなどはありましたか。
「逆にみんなに言われたのが、全力疾走、カバーリングが明治はすごいと言われました。プレッシャーを与えられるように続けていきたいというのはありますね」
――調子はいかがですか。
「あまり調子は良くないです。そんな中で、オープン戦は変わりたてのピッチャーから打てたというところは大きいかなと思います。左ピッチャーに特に苦手意識があったのですが、今はなくなってきました。侍ジャパンで左ピッチャーとたくさん対戦したのも大きいなと思います」
――希望する打順は相変わらず1番ですか。
「1番だとたくさん打席に立てるのですが、ランナーを多く返したいので、3番の方がいいかなと自分の中では思います。対戦相手が変わるごとに1番になったりするのかなと思うので、臨機応変にやれることをやりたいなと思います」
――チームとして優勝を目指してどのような取り組みをされましたか。
「大きい声を出してアンサーをしっかりするとチームの中で一つになれました。試合の中でもみんなで相手投手に対しての共通認識を持つようにしたのが試合を追うごとチームの一体感になったというか、勝ち試合が多くなったので、この感じで戦えたらいいかなと思います」
――優勝のカギとなるのはどのようなところだと考えていますか。
「先制点ですね。点を取ると楽に試合動けるので、まずは序盤の1、2、3回のうちに先制点取るか突き放すかという感じで。それがカギかなと自分は思います」
――今季の目標をお願いします。
「ずっと言っているのですが、ベストナイン、首位打者が個人の目標で。チームの目標は神宮大会優勝、リーグ戦優勝で締めくれたらいいなと思います」
――ありがとうございました!
[小松錦葵]

関連記事
RELATED ENTRIES