
(43)秋季リーグ戦開幕前インタビュー 大室亮満投手
(この取材は9月12日に行われました)
大室亮満投手(文2=高松商)
――この夏を振り返っていかがですか。
「いろんな課題が出た夏でした。オープン戦でたくさん投げて、その中で試合ごとに違った課題があったなという印象です」
――具体的にどのような課題が出ましたか。
「先発で投げたのですが、少し体力的な不安が最初はありました。そこで、体力的な不安をなくせるような取り組みをしました。別の課題では、春とは違ったことをしようと思ったのですが、そうすると自分の良さがあまり出なくなったので、自分の良さを伸ばす、自分の持っているもので最大限出すことを意識していました。ありのままで実力を出せるようにすることに力を入れました」
――体力という部分ではどのようなところに気をつけましたか。
「まずは熱中症に気をつける。試合中とかではなくて、試合前の準備であったりとか、試合前どういう練習したりとかは考えなければいけないなと思いました」
――現状、手応えはありますか。
「すごくあるわけではないですし、むしろ全然まだ自信はないですけど。それはいつもなので(笑)。頑張りたいです」
――大きくなりましたか。
「身長は伸びていないのですが、体重がすごく増えて。(食トレしたとか)そういうわけでもなく(笑)。でも野球に変化はないです」
――チームではどのような存在でありたいですか。
「2年生ですし、思い切って任せられたところはしっかり無失点で抑えたいのと、4年生とは最後なので、ベンチに入らせていただけたら、しっかり頑張りたいです」
――4年生はどのような存在ですか。
「すごくお世話になっています。だからこそ結果でなんとか貢献できたらと思って練習をしています」
――夏は社会人と対戦する機会も多かったです。
「格上だからといって動じることなく、しっかり自分の良さを出そうと思って投げました」
――自分の良さは特にどのようなところだと考えていますか。
「正直まだ明確ではないのですが、置かれた場所で咲けるように頑張っています」
――キャンプでの収穫はありましたか。
「キャンプで納得いったボールは投げられなかったのですが、そこを直すために試行錯誤していました。でもそれが自分の中の引き出しになったので良かったなと思います」
――ネクストブレイク選手を挙げるとしたら誰ですか。
「中野(竣介内野手・法2=桐蔭学園)で。打席に立っていて一番ワクワクするのが彼なので、みんな期待しています」
――対戦したい相手はいますか。
「相変わらず慶應のカズさん(渡辺和大投手)で。(まだ投げ合ったことは)ないです。だから投げ合えられたらうれしいなと思っています」
――今季、優勝のカギとなるのはどのようなところだと思いますか。
「2年生とか下からチームを少しでも支えることができればできるほどいいかなと思います」
――意気込みをお願いします。
「チームは優勝をしたいです。個人では、春以上の成績を残せたならベストなのですが、最低はイニングを0失点で抑えることです。でも投げないことには始まらないので、まずはチーム内の競争に勝ちます」
――ありがとうございました!
[小松錦葵]

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