
(30)春シーズン総括インタビュー 柴田竜成「明治の9番は譲らない」
春シーズンを終え、関東大学春季交流大会では5戦を戦い抜き4勝1敗で準優勝。早大に勝利するも、王者・帝京大に完封負けを喫した。しかしルーキーや初紫紺を着た選手の活躍も多く見られ、部内の競争は激しくなっている。そこで今回は春シーズンを終えた選手たちにインタビューを行い、春の振り返りと夏、秋に向けた意気込みを伺った。7月11日より連載していく。
第4回は柴田竜成(営4=秋田工)のインタビューをお送りします。(この取材は7月5日に行われたものです)
——チームで春シーズンを振り返っていかがでしたか。
「帝京大学戦まではディフェンスのところで失点を抑えられて良かったんですけど、帝京戦がスコアできずに31点つけられたのは、もっと質の高い練習をしていかないといけないなというのを実感しました」
——個人ではいかがでしたか。
「個人的には仕掛けの部分であったりは去年よりも成長できているのかなと思うんですけど、キックのところの精度がうまくいってなかったので、そこを夏でしっかり練習して、秋に向けて頑張っていきたいと思います」
——ゲームをコントロールしていて、昨年度と違うと感じるポイントなどはありますか。
「やろうとしていることは変わっていないんでけど、4年生になったのでコミュニケーションの量を増やしていって、今年は特にディフェンスのところにフォーカスしているので、そういう部分で去年の春より失点数は少なくなったのかなって思います」
——ディフェンスシステムについて新しく取り入れたことなどはありますか。
「春は本当はアタックメインで練習するんですけど、今年は早い段階でディフェンスに取り組んでいるので、特に去年と変わったってことはあまりないです」
——春シーズンを終えられて4年生の雰囲気はいかがですか。
「4年生になってチームをまとめないといけないので、衝突は何度かあるんですけど、それが秋に向けて、優勝に向けて、いい方向に向けていけたらなと思います」
——春シーズンで印象に残っている試合を教えてください。
「早稲田戦です。やっぱり去年1勝もできなかった相手に勝てたのは良かったなと思います」
——スクラムハーフでは初紫紺の選手がアピールするシーズンになりました。
「これから明治の9番を背負っていく上ですごくありがたいことではあるんですけど、ライバルには変わりないので、そこは明治の9番は譲らないという気持ちで頑張っていきたいと思います」
——ケガ人が多く苦しんだシーズンでした。
「4年生がケガ人が多くて大変なんですけど、その分全員がリーダーシップを持って練習に取り組めているので、その点に関してはポジティブに捉えていいのかなと思います」
——柴田選手から見た春シーズンのMVPはどなたですか。
「MVPは最上太尊(商4=仙台育英)でお願いします。フィジカルが強いのはもちろんなんですけど、ディフェンスでもそこをしっかり発揮して運動量も高いので選出します」
——チームの春シーズンの収穫と課題を教えてください。
「収穫はディフェンスのところで去年よりも高い組織ディフェンスをできたことが収穫で、改善点に関してはやっぱりチャンピオンは帝京なので帝京をイメージして、取り切れるようなアタックだったり、帝京に対してターンオーバーとかトライを許さないディフェンスをもっと精度を上げてやっていきたいと思います」
——夏にチームで強化していきたいところを教えてください。
「ディフェンスのところはしっかりやっていくのと、アタックもディフェンスも総じて言えるのは、動き出しのところをもっと意識して、トランディションの後だったり、セットプレーの後のセットだったり、意識で変わる部分だと思うので、そこをもっと変えていきたいと思います」
——夏・秋シーズンに向けて意気込みをお願いします。
「最終的な目標は日本一なので、それに向けまずは夏、しっかりチームで成長できるように頑張っていきたいと思います」
——ありがとうございました。
[佐藤比呂]
◆柴田 竜成(しばた・りゅうせい)営4、秋田工業高。174センチ、81キロ
オフの予定は旅行に行くという柴田選手。「金沢に旅行に行きます」
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