
オープンキャンパス号 明治大学お笑いサークル木曜会Z代表・東大聖さんインタビュー
明大スポーツ オープンキャンパス号にて、今年度で結成20周年を迎える、明治大学お笑いサークル木曜会Zさんを紹介します。代表の東大聖さん(理工3=東邦大東邦)にインタビューを行い、7月6日開催の20周年ライブへの抱負や普段の活動の様子についてお話しいただきました。8月1日発行の紙面と合わせてご覧ください。
東大聖さん
(この取材は6月24日に行われたものです)
——普段はどのような活動をされていますか。
「毎週土曜日に集合してネタを見せ合ったり、大会に向けた練習をしたりしています。特に最近は新入生のための交流会も行っています」
——活動の様子はいかがですか。
「ゆったりとした雰囲気です。毎週50人前後のメンバーが集まるので和気あいあいとしています」
——どんなメンバーが所属されていますか。
「お笑いのイメージに反して、ひょうきんで陽気な人はそこまで多くないです。ネタ作りにおいてはすごく個性的ですが、実際に話してみると普通な人が多いと思います」
——部員同士でコンビを組んで活動されているのですか。
「大学お笑いはプロのお笑いと違って、何人とでも自由にコンビを組めます。積極的にコンビを組んで試行錯誤できるのが特徴です」
——大会などの目標に向けて、サークルで一丸となって取り組まれていることはありますか。
「大会の数カ月前から、大会用のネタを作ってサークル内で披露します。部員内で講評し合うことでそれぞれのネタをブラッシュアップしていきます。また、より実戦に近い環境でネタをするために、本番と同じ会場で模擬練習もします」
——近年、大学お笑い出身で活躍している芸人が増えてきました。大学お笑いが盛り上がっていると感じますか。
「強く感じます。これからもどんどんお笑いサークル出身の芸人が実力をつけていくことによって、この勢いもさらに強まると思います」
——木曜会から芸人への進路をとる方はいらっしゃいますか。
「います。代によって差はありますが、1人も芸人にならない年は珍しいと思います。ウケると自分の面白さに自信が持てて、自己肯定感が上がります。その感覚を求めてプロへの道を志望するようになるのだと思います」
——お笑いサークルに入部されたきっかけを教えてください。
「小学生のころからお笑いが好きでした。高校生の頃にお笑いサークルの存在を知ってからは、どの大学に進学してもお笑いをやろうと考えていました」
——ネタをするときのこだわりを教えてください。
「なるべく妥協しないことです。自分がもともと考えていたものを演出上の都合や諸事情で曲げてしまうと、全体的に歪んだ作品になってしまうと思っています」
——木曜会に入ってよかったと感じることを教えてください。
「サークルの雰囲気が温かいことです。入部した当初は上級生の輪に入っていけませんでしたが、合宿や集会を経て 打ち解けていきました。自分も木曜会を温かいサークルにしたいと考えて代表になりました」
——今でも卒業生の方とのつながりはありますか。
「去年の明大祭(文化祭)に、木曜会のOBで明大の卒業生のサツマカワRPGさんがメインステージにサプライズ出演してくださいました。その後は木曜会の楽屋にいらっしゃったので少しお話させていただきました」
——20周年ライブが目前に迫っていますが、サークル内で行っていることはありますか。
「駿河台キャンパスでビラを配って、ライブの告知をしました。絶対に成功させなければいけないライブなので、出演するメンバーはリハーサルをして入念に本番に備えています」
——20周年ライブへの抱負を教えてください。
「昨年度の代から、20周年ライブが成功するように努力してきました。20年という木曜会の歴史が伝わるようなライブにしたいと思います。そしてこのライブを通して、これからの25年、30年と続いていくような思いを伝えられればいいなと思います」
——最後に読者の方へのメッセージをお願いします。
「木曜会Zはいつでも皆さんをお待ちしています。少しでも興味がある方は、いつでもエックス(旧ツイッター)やインスタグラムで声を掛けてほしいです」
——ありがとうございました。
【聞き手:岩本文乃、中村慈詠】
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