
(25)UP AND COMING ROOKIEs~ルーキー特集2025~ 安田快史「自分の得意なプレーをどんどん出していきたい」
20人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。『完遂』のもと、7年ぶりの日本一を目指す明大に欠かせない存在となるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。
第19回は安田快史(文1=関大北陽)のインタビューをお送りします。(この取材は5月16日行われたものです)
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「ラグビーを始めたきっかけは、お父さんがラグビーしていて気づいたらスクールに入っていた感じです。小学校1年生から始めました」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「1年生の時はあまりAチームに出られなくて悔しい時間を過ごし、2年生になってやっと定着し始めて、自分に自信が持てるようになりました。3年生ではチームの核として成長できたかなと思います」
――高校時代で一番印象に残っている試合を教えてください。
「僕が一番印象に残っているのは、最後の大阪桐蔭との試合です。そこにかけてきた練習量とか、自分たちの自信になっていたものはあったんですけど、大阪桐蔭さんの前で練習(の成果)が発揮できなかったことが悔しかったです。チームの核として自分がチームを勝たせてあげられなかったことも悔しかったし、2年連続の花園(全国高校大会)出場を目指していたので、その目標達成できなくて悔しかったです」
――高校3年間で成長したことを教えてください。
「高校3年間で成長したことは、ひたむきにやり続けることです。1年生の時はあまり上のチームで使ってもらえなかったんですけど、その時も諦めずに基礎錬とかをコツコツ頑張っていたので、それが2年になって(成果として)出てきたのかなと思います」
――明大ラグビー部へ入部を決めたきっかけを教えてください。
「昔から憧れのチームでよく見ていて、紫紺のジャージーを着ることが自分の中の目標だったので、全国でラグビーしている人たちの目標であるこのチームでプレーすることが叶ってうれしいです」
――明大ラグビー部への印象を教えてください。
「明治のラグビーは重戦車FWがとても強くて、でもFWだけじゃなくてBKもスキルフルな選手がとても多く、スピードも速く、すごくパフォーマンスが高くてスタンダードが高いチームだなと思っていました」
――実際に入部してみていかがですか。
「練習の強度、密度や一つ一つ意識することも全然違いますし、やっぱり基礎のところからやっていて、自分もまだ足りない部分がすごくたくさん見つかっているので、修正していきたいなと思っています」
――ポジションへのこだわりはございますか。
「自分は今ナンバーエイトとフランカーをやろうと思っているんですけど、パワフルなプレーや献身的なタックルが必要になってくると思うので、必要とされてる自分の得意なプレーをどんどん出していきたいと思っています」
――ご自身のアピールポイントを教えてください。
「自分のアピールポイントはフィジカルを生かした力強いボールキャリーやスキルフルなパスです。自分が一番得意なのはラックやボールキャリー、タックルなどといったパワープレーです」
――これから強化していきたいところを教えてください。
「僕はまだプレーの中で荒削りな部分や雑な部分が多いので、細かいところを修正して、もっと細かい部分にこだわりたいと思います」
――部内で目標としている選手はいらっしゃいますか。
「僕が目標としている選手は、同じポジションである最上大尊(商4=仙台育英)さんです。プレースタイルもすごくパワフルで、練習中もすごく喋っていたり、チームをプレーでも声でも引っ張っていて尊敬しています」
――今年度の目標と大学4年間での目標をお願いします。
「今年度は紫紺を着ることを目標にしています。4年間の目標は日本一を取ることです」
――ありがとうございました。
[岩本文乃]
◆安田 快史(やすだ・かいり)文1、関大北陽高。183センチ、100キロ
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