
(22)UP AND COMING ROOKIEs~ルーキー特集2025~ 原悠翔「最強のプロップになる」
20人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。『完遂』のもと、7年ぶりの日本一を目指す明大に欠かせない存在となるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。
第16回は原悠翔(政経1=大阪桐蔭)のインタビューをお送りします。(この取材は5月22日行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「ラグビーをずっとやっていて、伝統のある大学でラグビーがしたいと思い明治大学を選びました」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「高校3年間はもうラグビーに夢中になっていたと思います」
――高校で一番印象に残っている試合を教えてください。
「選抜大会(全国選抜大会)の決勝とサニックス大会(サニックスワールドユース大会)の決勝と、花園(全国高校大会)で最後に負けたベスト8の試合の三つがとても印象に残っています。選抜大会とサニックス大会や優勝はできたのですが、最後負けたのが自分の中ですごく印象に残っています」
――原選手の強みを教えてください。
「フロントローっていう一番前のポジションで、FWのスクラムというプレーがあるのですが、それが僕の強みだと思っています」
――高校から大学にカテゴリーが上がって変わったと感じたところを教えてください。
「身体能力や、フィジカル、スピード、テクニックとかが1、2段階とレベルが上がっているところです」
――明大での練習環境はいかがですか。
「とても充実しています。寮からグラウンドが近くて行きやすいっていうのもありますし、ウエートもチームとしてのものがあって、個人ウエートがいつでもできるっていうのがいいところかなと思います」
――寮生活はどうですか。
「部屋の先輩はいい人なのですぐに慣れてもう今は楽しんでいます。部屋の先輩は4年生の利川さん(桐生・政経4=大阪桐蔭)と2年生の宮崎和史(情コミ2=石見智翠館)さんです。この前僕の誕生日だったのですがサプライズでケーキを用意してくれていて思い出に残っています」
――ライバル視している選手はいらっしゃいますか。
「3番で同じ1年生の佐々木くん(大斗 ・政経1=常翔学園)です。スクラムを組む時の僕と対面でお互いを組み合うことが多くて、すごく高校の時から強いのでそこは同い年として、ライバルには負けないように頑張っています」
――高校3年時に参加されたと高校日本代表の合宿はいかがでしたか。
「高校の中でレベルの高い選手が集まって一緒にラグビーができてとても楽しいし、成長できたなと思います。FWの選手でも高校の中でも大きい子だったり、速い子だったり、スクラム強い子とかいろんな子がいて刺激をもらえたので、そこが成長につながっているなと思います」
――同期の雰囲気はどうですか。
「みんな仲が良くて賑わっている感じです。僕は佐々木くんと仲いいです。月曜日がオフなのですがその日はご飯が寮で出ないので同期でどこか食べに行ったりしています」
――今年の目標をお願いします。
「今年のうちに紫紺を着て、チームの勝利に貢献できるように頑張りたいです」
――大学4年間での目標をお願いします
「大学4年の頃にはもうどこにもスクラムに負けない最強のプロップになって選手権(全国大学選手権)優勝したいと思います」
――ありがとうございました。
[保坂啓太郎]
◆原 悠翔(はら・はると)政経1、大阪桐蔭高。177センチ、98キロ
甘いものを食べるのが好きな原選手。最近は明大前でたい焼きを食べるのにハマっているそう。「一番美味しかったのはホワイトチョコチップの抹茶クリーム味です」
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