(53)日本インカレ事後インタビュー⑦/川津靖生

2025.06.14

 66年ぶりに岡山での開催となった日本学生対校選手権(日本インカレ)。全国の猛者を相手に、男子1万メートルWと4×400メートルRのそれぞれで5位入賞を果たし、明大の底力を見せた。出場した各選手は、この大会をどのように振り返るのか。今回は、レース後のインタビューをお届けする。

 第7回は川津靖生(法3=明星)のインタビューです。

川津
男子200メートル予選3組 4着 21秒14
男子4×100メートルR予選2組 2着 39秒30
男子4×400メートルR予選1組 1着Q 3分06秒65 明大新
男子4×400メートルR決勝 5位 3分06秒03 明大新

——それぞれの種目の振り返りをお願いします。
 「自分のミスが予選落ちにつながったので、4継(4×100メートルR)はすごく悔しい結果です。それを払拭するべく、200メートルはでちゃんと走ろうと意気込んだのですが、コンディションを合わせるのが難しく予選落ちしてしまいました。2種目とも失敗したことでリベンジしたいという気持ちが強くなりました。マイル(4×400メートルR)に全ての力を注いだので、結果的に明大新記録を出していい形で終われました」

——マイルのメンバーに急遽抜擢されたきっかけは何ですか。
 「大会期間中に走ってくれないかと声を掛けていただきました。自分も200メートルと4継で悔しい気持ちだったので承諾しました」

——マイルへの不安感はありませんでしたか。
 「400メートルを走り切る自信はあったので不安はあまり感じませんでした。チームとして全日本インカレの舞台を走ったことがなかったため、むしろ楽しみでした」

——200メートルの不調の要因はどのようなところにありますか。
 「前回の大会で表彰台に乗れたのでそれがきっかけで慢心してしまったのだと思います。コンディション以前に、気持ちが弱いなと反省しています」

——次に目標としている大会は何ですか。
 「日本選手権・リレー競技です。今シーズン最後の大会になるので、貪欲に勝ちにこだわる走りをしたいです」

——ありがとうございました。

[武田隼輔]