(51)日本インカレ事後インタビュー⑤/原田真聡

2025.06.14

 66年ぶりに岡山での開催となった日本学生対校選手権(日本インカレ)。全国の猛者を相手に、男子1万メートルWと4×400メートルRのそれぞれで5位入賞を果たし、明大の底力を見せた。出場した各選手は、この大会をどのように振り返るのか。今回は、レース後のインタビューをお届けする。

 第5回は原田真聡(文3=東農大二)のインタビューです。

原田
男子400メートル予選2組 2着Q 47秒03 準決勝進出
男子400メートル準決勝1組 7着 47秒35
男子4×400メートルR予選1組 1着Q 3分06秒65 明大新
男子4×400メートルR決勝 5位 3分06秒03 明大新

——400メートルについて、レースを振り返っていかがですか。
 
「シーズン序盤からうまく組み立てる事ができなくて、ようやく調子がかみ合ってきた中での大会でした。今自分の立場や現状を確認しつつ、上を目指す大会にしようと決めていました。準決勝敗退という結果に終わってしまい、タイム自体も良いものではなかったので、これからしっかり反省点を見つけて、練習で克服し、次の日本選手権につなげていきたいと思います」

——コンディションの不調が続いている原因を教えてください。
 
「シーズン移行期の練習メニューがうまく定まらなかったので、その影響でリズムを崩してしまいました。今は少しずつ感覚が戻ってきているですが、まだ本調子には届いていない状態です」

——マイルリレーの予選を振り返っていかがですか。
 
「予選では第1走を務めさせていただきました。実は少し苦手意識がありましたが、挑戦してみて、自分は良い部分が見えたので、良かったと思っています」

——良い部分について具体的におしえてください。
 
「これまでどこで仕掛けるべきかが曖昧だったですが、今回はどこで仕掛けるのかという部分が理解できました」

——今後出場予定の大会を教えてください。
 
「次は日本選手権に出場予定です。予備予選からのスタートになると思いますが、自己ベストを狙えるような走りをして、自分の力を出し切って、行けるところまで行きたいと思います。その翌週には日本選手権リレーもあるので、今回の5位という悔しさを晴らせるようなレースをしたいです」

——400メートルで目標としているタイムを教えてください。
 
「45秒台を目指して走りたいです。そのために、これまで苦手で避けてきた練習にもしっかり取り組んで、準備を進めていきます」

——ありがとうございました。

[武田隼輔]