
(50)日本インカレ事後インタビュー④/小林周太郎
66年ぶりに岡山での開催となった日本学生対校選手権(日本インカレ)。全国の猛者を相手に、男子1万メートルWと4×400メートルRのそれぞれで5位入賞を果たし、明大の底力を見せた。出場した各選手は、この大会をどのように振り返るのか。今回は、レース後のインタビューをお届けする。
第4回は小林周太郎(営3=伊賀白鳳)のインタビューです。
小林
男子3000メートルSC決勝 14位 9分07秒08
——レースを振り返っていかがでしたか。
「関東インカレ(関東学生対校選手権)の3000メートルSCではゴールできなかったので、日本インカレでリベンジしたいと思って臨みました」
——関東インカレのケガからは、どのような調整をしてきましたか。
「痛みがあったので、1週間弱ほどは休みをいただきました。そこから、今大会に向けて一から作り直すという形で臨みました」
——関東インカレではゴールできませんでしたが、今大会のレースに対しての恐怖心はありましたか。
「恐怖心はありました。法大のグラウンドをお借りして練習してきましたが、集団で障害を跳ぶのと、こういった大舞台で跳ぶのとでは大きな違いがあるので、1周目、2周目はかなり怖かったです。ですが、ここまで来たのだから、やり切るしかないと思って腹をくくって走りました」
——コンディションはいかがでしたか。
「いつもと同じように走りましたが、自分の体の調子と実際のレースで発揮できるものとの差がかなり出すぎてしまいました。次はその差をできる限り埋めて、余裕を持てるぐらいまで持っていきたいです」
——最後に今後の意気込みをお聞かせください。
「チームとしては、明立戦(明大対立大対校大会)、法明戦(法大対明大定期大会)があって、夏合宿を挟んでから箱根駅伝予選会があります。個人としては、箱根駅伝予選会にはあまり関われませんが、自己ベストを出してチームに勢いをつけたいです」
——ありがとうございました。
[安田賢司]
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