
(49)日本インカレ事後インタビュー③/宮坂玲皇
66年ぶりに岡山での開催となった日本学生対校選手権(日本インカレ)。全国の猛者を相手に、男子1万メートルWと4×400メートルRのそれぞれで5位入賞を果たし、明大の底力を見せた。出場した各選手は、この大会をどのように振り返るのか。今回は、レース後のインタビューをお届けする。
第3回は宮坂玲皇(商1=岩倉)のインタビューです。
宮坂
男子走幅跳決勝1組 12位(全体25位) 7メートル24
——今回の大会を振り返ってみていかがでしたか。
「初めて出る大会なので関東学生対校選手権(関東インカレ)とは違う緊張があり、体が思うように動かなかった印象がありました」
——体が動かなかった要因は何だと思いますか。
「関東インカレで結構力を出し切ってしまったので、スイッチが切れてしまったのかなと思います。ミーティングがうまくいきませんでした」
——会場の雰囲気はいかがでしたか。
「試合前から、練習の間や待ち時間、雰囲気がすごく怖くて、(気持ちで)負けてしまいました」
——競技の前後に、監督やコーチからアドバイスはございましたか。
「(前後には)特にありませんでした。いつも通りで。助走の時に、欠点として、最後焦ってしまう癖があったので、『日本インカレでも焦らずリラックスしていこう』と言われて、取り組みました」
——関東インカレからここまではどのような準備や練習をしてきましたか。
「関東インカレで足首のケガをして、跳躍練習ができませんでした。まずケガを治すためにリハビリに取り組みました。マーク走や踏み切ることはできなかったので、助走の場面でなるべく安定化というか、できることをやるという感じでやってきました」
——今回良かった点は何かありますか。
「日本インカレの雰囲気が分かりました」
——現在のチームの雰囲気はいかがですか。
「平和で親しみやすく、自分のペースでいけていいです」
——最後に今後の意気込みをお願いします。
「僕はケガがあったので、しっかり修復していって、筋力強化であったり、ケガしている間走れていなかった分の強化であったりをしたいです。技術面に関してももっと強化していきたいです。最終的には来年度の日本インカレなどで入賞や3位を狙っていければと考えています」
——ありがとうございました。
[安田賢司]
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