
(31)春季リーグ戦後インタビュー 三浦心空投手
(この取材は6月8日に電話で行われました)
三浦心空投手(政経3=東邦)
――早大2回戦でリーグ戦初先発をされましたが、どのように先発に決まったのでしょうか。
「1週間ぐらい前からあるかもと言われていたんですけど、土曜日の試合が中止になって室内練習場で練習していたら、コーチから月曜日行くからと言われました」
――早大2回戦は3回無失点と好投を見せました。
「自分でもいいピッチングだったと思います。でも、チームが勝たなかったら意味ないので、満足感はないですかね」
――当初からイニング数は3回の予定でしたか。
「行っても3回みたいな感じだったので、初回から飛ばしていこうと思っていました」
――監督から声をかけられたりはしましたか。
「監督と掃除場所が同じなんですけど、その時には攻めていけよと言われました(監督は普段どのように選手に接しているのでしょうか)喋ることは少ないんですけど、バッピは毎日最後まで投げてくださります。ノックもずっと打ってくださるので選手から慕われている感じはあります」
――早大3回戦を振り返っていかがでしょうか。
「勝ったら優勝みたいなところで。投げている時は別に優勝とかは気にしてられないので、キャッチャーのミットに投げているんですけど。多少そういうのが見えちゃったりしたのかなと思います。プレッシャーとかではなくて、焦って悪い方向へ行ってしまったのかなと思っています」
――早大の打線に対してどのような印象を受けていましたか。
「寺尾選手と小澤選手の3、4番の前に、いかにランナーを出さないかが重要だと思っていて。3、4番が打つので、結構怖い打線だと思っています」
――法大2回戦では再び先発を任されて1回途中3失点。振り返っていかがでしょうか。
「ストレートは走っていたし、いい感じだったんですけど、やはり自分の実力不足というかメンタル的に弱い部分がまだあるのかなと思いますね」
――法大で注目しているバッターはいますか。
「やはり東邦高の後輩の中村騎士ですかね。ヒット打たれたんですけどね」
――法大3回戦を振り返っていかがでしょうか。
「おそらくコーチがその前の試合の結果を挽回させようとして投げさせてもらったと思うんですけど、自分の弱さが出てしまいました。フォアボールを出して打たれるという最悪なパターンだったので、チームに申し訳ないですね」
――今季の防御率は5.40ですが、この数字についてはどう思いますか。
「やはりピッチャーをやるなら1点台。最低でも2点台だと思うので、5点台という現実をしっかり受け止めて秋には0点台を目指してやっていきたいですね」
――後半戦から捕手が福原聖矢選手(国際3=東海大菅生)に変わりましたが、福原選手のリードはどのような感じですか。
「オープン戦でも結構セイヤと組ませてもらっていました。セイヤの配球は投げていても驚くような配球ばかりで、これはバッターは打ちにくいだろうなと思っていました。リードはめちゃくちゃ良いと思います」
――最後に来シーズンへの意気込みをお願いします。
「来シーズンはもっと強烈なピッチャー争いになると思うので、しっかりオープン戦から結果を残して、次は優勝に導けるようなピッチングをしたいです」
――ありがとうございました。
[野原千聖]

関連記事
RELATED ENTRIES