(13)UP AND COMING ROOKIEs~ルーキー特集2025~ 笠井大志「大学選手権優勝に貢献できるような選手になる」 

2025.06.07

 20人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。『完遂』のもと、7年ぶりの日本一を目指す明大に欠かせない存在となるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

 第7回は笠井大志(商1=国学院久我山)のインタビューをお送りします。(この取材は5月18日に行われたものです)

――明大に進学した理由を教えてください。
 「『前へ』という言葉と重戦車というFWにとても憧れを持ったからです」

――高校3年間のラグビー生活を振り返ってみていかがでしたか。
 「充実した3年間を送れたと思います。中学からやっていくことによって人間性とかを見てもらえて高校ではラグビーの深いところまで学べてとても充実していたと思います」

――今までで一番印象に残っている試合を教えてください。
 「2年生の時の(全国高校大会)東京都予選で負けた時の試合です。その時は試合に出ていて、いざとなって慌てても結果は日々の積み重ねで決まるのかなとその時学びました」

――笠井選手の強みを教えてください。
 「自分のプレーの強みはラインアウトの精度とスクラムの強さです。高校で磨きました」

――尊敬としている選手はいますか。
 「武井日向(令2商卒・現リコーブラックラムズ東京)さんです。自分と体格が似ていて同じポジションということで自分と同じ体格でもプロで活躍できているところが尊敬できます」

――大学に入って気づいたことはありますか。
 「強度というかみんな体が大きくてパワーがあるのにも関わらず技術もしっかりしてて、そこの体の強さとかセットプレーのこだわりっていうのがとても強いなと思いました」

――寮生活はいかがですか。
 「最初は大変でしたがもう2カ月くらい経ったので慣れてきました。最初は他人と共同生活するというのが自分はしたことがなかったので人との距離感とか洗濯を自分でしないといけないところが結構しんどかったです」

――明大で練習してすごいなと思った選手はいますか。
 「フッカーの先輩はみんなすごいです。まずスローがとてもうまくてスクラムの低さであったりヒットスピードであったりと、とてもうまいのですごいなと思います。レベルの高い中でできていて自分の成長になっていてとても充実しています」

――大学で伸ばしたいところを教えてください。
 「自分のアピールポイントのスクラムを上達させていきたいです」

――今年度の目標と大学4年間での目標を教えてください。
 「セットプレーを磨いて紫紺を着るというのが今年の目標です。大学4年間では大学選手権の優勝に貢献できるような選手になることです」

――ありがとうございました。

[保坂啓太郎]

◆笠井 大志(かさい・たいし)商1、国学院久我山高。170センチ・101キロ
部屋の先輩とよく大乱闘スマッシュブラザーズをするそう。「ピカチュウを練習中です。でも大体負けます」