
(45)全日本予選事後インタビュー⑦/森下翔太
三大駅伝への復帰を懸けて挑んだ全日本大学駅伝予選会(全日本予選)。明大は高速レースに対応できず10位に終わり、伊勢路への出場権を逃した。しかし、期待の井上史琉(政経2=世羅)が自己ベストをマークして28分台に突入するなど、各選手が現状の最善を尽くした。今回は、レースを終えた選手たちの声をお届けする。
第7回は森下翔太(政経4=世羅)のインタビューです。(この取材は5月29日にオンラインで行われたものです)
——レースを振り返っていかがですか。
「調子はとても良いというわけではなかったのですが、思っていたよりは走れたかなと思います」
——レースプランはどのように考えていましたか。
「特にありませんでしたが、自分の走りをするのを大事にして、最初速く入りすぎないというのは考えていました」
——レースの途中に大きな集団の先頭の方に立った場面がありましたが、それはどのような意図でしたか。
「中盤から体が温まってきて、自分の感覚でいけると思って先頭に行きました」
——結果はどのように受け止めていますか。
「エントリーの時点では(1万メートルの持ちタイムの平均が)12位だった中で結果が10位だったので、予選を通過できなかったのは悔しいですが、総合的に見たら頑張った方かなと思います」
——レース前に監督からはどのようなお話がありましたか。
「自分の走りをするように、と言われました」
——同組の堀颯介(商4=仙台育英)選手とはお互いに声かけはしましたか。
「とりあえず頑張ろうという話だけしました」
——レース後に監督やコーチから何か声がけはありましたか。
「大志田(秀次駅伝監督)さんから『お前らしい走りが見られた』と言われて、ちょっとうれしかったです。また、射場(雄太朗長距離コーチ)さんにも『見せ場作れたからいいじゃん』と言われました」
——今のチームの雰囲気を教えてください。
「いい意味で落ち込んでいなくて、次のレースに切り替えられているので、雰囲気は全然悪くないと思います」
——今後に向けて意気込みをお願いします。
「6月にしっかり練習を積んで、7月のホクレン(ホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会、ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会)で5000メートルと1万メートルで自己ベストを更新します」
——ありがとうございました。
[安田賢司]
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