
(12)UP AND COMING ROOKIEs~ルーキー特集2025~瓜生丈仁「紫紺のジャージーを着て『完遂』に少しでも貢献する」
20人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。『完遂』のもと、7年ぶりの日本一を目指す明大に欠かせない存在となるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第6回は瓜生丈仁(法1=小倉)のインタビューをお送りします。(この取材は5月22日に行われたものです。)
――明大進学を決めた理由を教えてください。
「正月に全国大学選手権を見て、明大の先輩たちが活躍する姿を見て、純粋に憧れたというのと兄貴(瓜生丈道・法3=小倉)が進学しているのも1つの決め手かなと思います。明治一本に決めていました」
――実際に入学してみてどんな印象を持ちますか。
「やはりラグビーのレベルがすごく高いし、設備も整っているなと感じます。先輩たちも優しくてとても充実しています」
――寮生活はいかがですか。また、驚いたことはありますか。
「初めての寮生活で慣れないところもありますが同期と助け合って楽しくやれています。驚いたことは、前々から知ってはいたんですけど、練習試合の後に紫紺のジャージーを手洗いする文化など、そういう昔ながらの伝統を一番感じられるところかなと思います」
――練習はいかがですか。
「練習時間自体はそんなに長くないですが、やはり高校時代と比べると質や密度が全然違うので、すごくレベルの高い環境で毎日過ごせていると感じます」
――文武両道として名高い小倉ですが、高校時代はどのように過ごしていましたか。
「毎日の勉強の予習復習もしつつ、自分は主将だったので部活動との兼ね合いを意識して取り組んでいました」
――お兄さんである瓜生丈道選手とはお話されますか。
「ずっと話しています。プレーのことというよりは実家の話など他愛もない話や、同じ法学部なので勉強の話や履修の話をしています。他の兄弟に比べると仲が良い自信があります(笑)」
――ご自身の強みや、得意なプレーを教えてください。
「スピードとパワーには自信があります。得意なプレーで言ったらタックルです。ハードワークするところには注目してもらいたいです」
――ライバルとして意識している選手はいますか。
「同期や先輩はもちろんなんですけど、やはり楠田知己(政経4=東海大大阪仰星)さんや、大川虎拓郎(法3=東福岡)さんなど同じポジションの先輩たちはライバルというか、越えたいなと思います」
――目標としている選手はいますか。
「クワッガ・スミスっていう南アフリカの選手です。自分は同ポジションの先輩たちに比べると、背が高くないんですけど、(クワッガ・スミス選手は)同じ位の背丈で、世界で活躍していて、自分よりも大きい選手にも負けないプレーをするので、尊敬しています」
――自分の中でのモットーはありますか。
「座右の銘にあげているのは、小事大事です。お父さん(瓜生丈治氏・元九州電力キューデンヴォルテクス)が常に大事にしろと自分が小さいころからよく言っていたので、自分の中で大切にしている言葉ではあります」
――大学4年間の目標を教えてください。
「ラグビーで日本一になるために(明大に)来たのでそこを常に意識しながらやっていくのと、1年時の目標としては早く先輩たちに追い付いて、紫紺のジャージーを着て、今年のスローガンである『完遂』に少しでも貢献したいと考えています」
――ありがとうございました。
[近藤未怜]
◆瓜生 丈仁(うりゅう・たけひと)法1、小倉高、182センチ・88キロ
同期では糸山結太(政経1=筑紫)選手、森洸志郎(法1=福岡)選手と特に仲が良い様子!「福岡県選抜でも一緒だったりして、お泊りしたことがあるくらい仲が良いです
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