(43)全日本予選事後インタビュー⑤/成合洸琉

2025.06.04

 三大駅伝への復帰を懸けて挑んだ全日本大学駅伝予選会(全日本予選)。明大は高速レースに対応できず10位に終わり、伊勢路への出場権を逃した。しかし、期待の井上史琉(政経2=世羅)が自己ベストをマークして28分台に突入するなど、各選手が現状の最善を尽くした。今回は、レースを終えた選手たちの声をお届けする。

 第5回は成合洸琉(情コミ2=宮崎日大)のインタビューです。
(この取材は5月26日にオンラインで行われたものです)

――調子はいかがでしたか。
 「いつもの調子の良さではなく、普通でした」

――レースプランは考えていましたか。
 「特には考えてはいませんでした。とにかく付いていくことだけを意識して試合に挑みました]

――2組目終了後に、監督から直前の指示はありましたか。
 「『ここに成合を置いたのは、こういう状況で走らせるためだ』と言われ、ここでお前ならどうするかというようなことを問いかけられました」

――同じ3組目を走った井上選手とはレース前に話をされましたか。
 「俺たちで稼がないと結構やばいなという話をしました」

――ご自身の走りはいかがでしたか。
 「1、2組目の結果を見て慌ててしまって、いつも通りの自分のレースができませんでした。冷静に行かないといけないのかなと思って、いつものような積極的な走りができなかったです」

――レースは終始ハイペースで進みました。 
 「これくらいのレベルで戦っていかないと全国では戦えないと、走っている時に感じました」

――レース中は雨が降っていましたが、影響はありましたか。
 「特になかったです」

――今回見つかった課題はありましたか。
 「刺激が足りないのかなと思いました。調子がいい時、悪い時に限らず、安定した走りができないと上では戦えないと思いました」

――どのような点を重視して練習していきたいですか。
 「しっかりと距離を踏んで、最後に余力を残した状態で戦えるようにしていきたいです」

――次に出場される試合は決まっていますか。
 「函館ハーフマラソンと、法明戦(法大対明大定期大会)です」

――次戦への意気込みをお願いします。
 「ここで結果を出さないと見ている人も楽しめないと思うので、見ている人が期待できるような結果を出していくことが目標です」

――ありがとうございました。

[橋場涼斗]