(9)UP AND COMING ROOKIEs~ルーキー特集2025~ 糸山結太「紫紺を着て優勝に貢献したい」 

2025.06.03

 20人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。『完遂』のもと、7年ぶりの日本一を目指す明大に欠かせない存在となるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

 第3回は糸山結太(政経1=筑紫)のインタビューをお送りします。(この取材は5月23日に行われたものです)

——明大進学の決め手を教えてください。
 「FWの強い大学で自分を成長させたいと思ったからです」

——実際に明大に入学していかがですか。
 「伝統校ということもあって決まりなども多くて大変ですが、自分を成長させるためだと思って毎日頑張っています」

——初めての寮生活はいかがですか。
 「人に気使ったりするのが大変ですが、みんなと一緒に過ごせる時間が長くて楽しいです」

——同部屋はどなたですか。
 「4年生が最上太尊さん(商4=仙台育英)で3年生が物部耀大朗さん(商3=中部大春日丘)で2年生はいません。紫紺を着て頑張っている2人で、紫紺を着ている人と日常生活をずっと送って、すごく手本になる部分もいっぱいあるので尊敬しています」

——高校から大学に進学する際に、同じ福岡出身の選手と何かお話はされましたか。
 「福岡高校の森くん(洸志郎・法1=福岡)とか、小倉高校の瓜生丈仁くん(法1=小倉)とは中学校の福岡県選抜の時からずっと仲良くしていて、3人で(明大に)行くことが決まった時も、高校の時もずっと仲良くしていたのですごく嬉しかったし、3人でいこうと少し決めてみたいなところでもあったので、3人で紫紺を着られるように頑張りたいです」

——高校時代に大変だったことを教えてください。
 「高校時代は練習がきつくてモールを2時間組んだり、ずっとランパスしていたりとか、スクラムを1時間ずっと組んでいたりすることもあって、そういうので心とかも鍛えられて、それが今にもつながっていると思っています」

——明大に入学して高校との違いを感じる部分を教えてください。
 「入部する前に手術をして、ずっと怪我人としてリハビリを頑張っているんですけど、ウエイトで扱う重量が全然違うし、外から見ていてスピード感も全然違うので、ついていけるかなとかいう不安もあるし、すごいなという気持ちがあります」

——ラグビーを始めた時期ときっかけを教えてください。
 「小学3年生の終わり頃に始めて、きっかけは五郎丸さんが有名になったワールドカップの時で親に勧められて始めました」

——フランカーとして向上していきたいポイントを教えてください。
 「高いレベルになってくると細かいスキルで差がついてくると思うので、そういうところまでこだわりを持てる選手になりたいです」

——明治のバックロー陣で目標にしている選手はいますか。
 「最上さんのすごいボールキャリーは自分もできるようになりたいです」

——今年度の目標を教えてください。
 「まず復帰して、できるだけ早く上のレベルでたくさんのこと学んで成長できるようになりたいです」

——大学4年間の意気込みをお願いします。
 「紫紺を着て優勝に貢献したいです」

——ありがとうございました。

[佐藤比呂]

糸山 結太(いとやま・ゆうた)政経1、筑紫高、180センチ・95キロ
 趣味は「髪を切ること」。「高3の時にチームで気合を入れようと、僕がバリカンを高いお金を払っていいものを買いました。大学に入ってからは森洸志郎くんしか切ってないですけど、すごく喜んでくれてうれしかったです」