(40)全日本予選事後インタビュー②/室田安寿

2025.06.02

 三大駅伝への復帰を懸けて挑んだ全日本大学駅伝予選会(全日本予選)。明大は高速レースに対応できず10位に終わり、伊勢路への出場権を逃した。しかし、期待の井上史琉(政経2=世羅)が自己ベストをマークして28分台に突入するなど、各選手が現状の最善を尽くした。今回は、レースを終えた選手たちの声をお届けする。

 第2回は室田安寿(情コミ4=宮崎日大)のインタビューです。(この取材は5月28日にオンラインで行われたものです)

——レースを振り返っていかがですか。
 「序盤から後方に位置して、集団が動いた時に反応しきれなかったところが反省かなと思います」

——コンディションはいかがでしたか。
 「2週間前にちょっと体調を崩したのもあり、うまく練習ができていなかった部分があったので、特に絶好調というわけではなく守りに入った走りをしてしまいました。ですが、環境としては走りやすかったのではないかなと思います」

——同組の桶田悠生(政経1=八千代松陰)選手とは何か会話をしましたか。
 「特に声かけや指示を出したというのはないのですが、最初は集団が40人近くいるので、転倒がないように落ち着いて入ろうという話はしました」

——レース前に駅伝監督からはどのような言葉がありましたか。
 「落ち着いて入ろうという部分と、後半集団の動きを見ながらしっかり上げていこうという話をしました」

——レース後のチームの雰囲気というのはいかがでしたか。
 「走った選手を中心に悔しさを表に出している選手が多かったです。ですが、今回は完全に力負けという部分はあったので、変に落ち込むというよりは、次を見据えてという気持ちになっていたのかなと感じています」

——レース後に駅伝監督や同期から何か言葉はかけられましたか。
 「駅伝監督、コーチからは、後ろの方で守りすぎたなという声はありました」

——今後の意気込みをお願いします。
 「チームとしては10月の箱根予選(箱根駅伝予選会)に全てを懸ける勢いでやっていきます。前半シーズンは関東学連の記録挑戦会(関東学生網走夏季記録挑戦競技会)が最後に控えているので、そこで自己ベストを更新できるようにやっていきたいと思います」

——ありがとうございました。

[安田賢司]