
(8)UP AND COMING ROOKIEs~ルーキー特集2025~ 伊藤優悟「紫紺を着て日本一に貢献する」
20人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。『完遂』のもと、7年ぶりの日本一を目指す明大に欠かせない存在となるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。
第2回は伊藤優悟(文1=昌平)のインタビューをお送りします。(この取材は5月23日行われたものです)
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「お父さんがプロでラグビーをやっていた影響でお姉ちゃんたちがラグビーをやっていたので、その流れに乗って3歳からラグビー始めました」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「昌平高校に所属していて花園(全国大会)でベスト8という目標を掲げていましたが2回戦で敗退してしまい、悔しかったんですけど仲間とそこまで頑張れたのはいい思い出です」
――高校3年間で一番印象に残っている試合を教えてください。
「3年生の最後の関東大会で桐蔭学園と対戦した時、桐蔭相手に前半勝っていたということが一番思い出深いですね」
――明大ラグビー部に入部してみていかがですか。
「元々ナンバーエイトをやっていて、大学に入ってから1番プロップをやることになりました。手応えのあるスクラムを何本か組めているので順調ですが、フィールドのシステムの理解などまだまだ足りないとこがいっぱいあるので、そこを完璧にして試合に出られたらいいなと考えています」
――ポジションへのこだわりはございますか。
「高校3年の卒業式が終わってからプロップを練習し始めたのであまり経験はないのですが、1番はお父さんやお姉ちゃん、おじいちゃんもやっていて、僕の家族としても1番に関しては知識の深いところなので、誰にも負けたくないです」
――明大でプロップのポジションについて、お父様の反応はいかがでしたか。
「めちゃめちゃ喜んでいました。僕はセンターとかもやっていたのでプロップとは無縁かなと思われていましたが、遺伝によるものかだんだん体が大きくなりちょうどいい体になりました」
――ご家族からの印象に残るアドバイスはございますか。
「お父さんに言われて一番印象に残っているのは、『スクラムでは息をするな、息をするぐらいだったら失神した方がいい』です。実際に息をしてしまうと力が抜けて押されることがあるので、実践してどんどんやっています」
――ご自身の強みを教えてください。
「ナンバーエイトを経験した上でプロップというポジションになったので、ナンバーエイト時代に意識していた、いかれたタックルがアピールポイントです」
――これから強化していきたいことを教えてください。
「とにかく今はスクラムに集中しています。やはりスクラムは明治の魂、心臓でもありますし、やれるだけやりたいなと考えています」
――今後の目標を教えてください。
「プロを目指しているので、紫紺を着て日本一に貢献することが一番の理想です」
――ありがとうございました。
[岩本文乃]
◆伊藤 優悟(いとう・ゆうご)文1、昌平高。177センチ・104キロ
高校2年生の頃に家族に迎えた柴犬を愛してやまない伊藤優選手!「日本代表でナンバーエイトの姫野選手がジャッカル姫野と呼ばれていたのでジャッカルという名前になりました」
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