(7)UP AND COMING ROOKIEs~ルーキー特集2025~ 井手晴太「紫紺を着て成城学園の同期や先輩と試合できるように」 

2025.06.01

 20人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。『完遂』のもと、7年ぶりの日本一を目指す明大に欠かせない存在となるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

  第1回は井手晴太(文1=成城学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月19日に行われたものです。)

――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
 「友人からの誘いで小学校の時に始めました。バスケもしていたんですけど、お父さんもお兄ちゃんもラグビーをやっていて、お母さんもラグビー部のマネジャーをしていたのもあってラグビーを続けることにしました」

――高校3年間で印象に残っている試合はありますか。
 「花園(全国高校大会)の東京都予選決勝の試合です。元々花園に行くという目標でラグビーを始めたので、その目標が達成できなくて、感慨深い試合ではありました」

――高校3年間を振り返っていかがですか。
 「強豪校とは言えない高校だったんですけど、小学校から一緒だった仲間たちと、全力でやり切れたので、とてもいい3年間でした」

――明大に進学した理由を教えてください。
 「憧れです」

――高校日本代表の候補合宿メンバーに選ばれていましたが、振り返っていかがですか。
 「成城では絶対経験できないようなクオリティーを体感できたり、関西の選手ともプレーできて楽しかったですね」

――そこで仲良くなった選手はいらっしゃいますか。
 「神尾樹凛(政経1=国学院栃木)、井本章介(情コミ1=常翔学園)、安田快史(文1=関大北陽)ですかね。同じ明治に進学するっていう理由で仲良くなりました。特に安田とは同じ文学部なのでいつも一緒にいます。多分大阪出身の割には人見知りなタイプの方ではあるんですけど、しっかり関わったら、しっかり大阪出身です(笑)」

――入部して約3カ月経ちますが、練習はいかがですか。
 「日本一を目指している集団のクオリティーだなと思います。今までは経験できないところでラグビーができていて、毎日が刺激的です。先輩たちの体の大きさやオフの日の先輩たちの行動を見て、意識の高さを感じています」

――ご自身が強みにしているプレーはありますか。
 「ロングキックとフィジカルです」

――同期の印象はいかがですか。
 「みんなフレンドリーですけど、性格は真面目で、やるべきことをやっていて、頼りがいのある同期たちです」

――大学4年間の目標を教えてください。
 「紫紺を着て、成城学園の同期、先輩と試合をすることです」

――ありがとうございました。

[木曽琴乃]

◆井手 晴太(いで・せいた)文1、成城学園高。178センチ・86キロ
 伊藤利江人(商3=報徳学園)選手と小学校が同じだったそうで、大学で再びチームメイトに。「感慨深いですし、プレーや人としてもすごく尊敬しています」。お二人が共にプレーする姿を見るのが楽しみです!