(28)関東インカレ事後インタビュー④/長田隼人

2025.05.17

 「関東インカレ1部残留・箱根駅伝シード権獲得」を目標に掲げる競走部にとって、最初の大一番となった第104回関東学生対校選手権(関東インカレ)。全日本大学駅伝予選会の開催が例年より早期となった影響で、短距離・競歩部門の一人一人が背負う期待や重圧は否応なく増大した。しかしその重さに押し負けることなく、見事21点を獲得し1部残留を達成。今回は、4日間の熱戦を終えた選手たちの声をお届けする。

 第4回は長田隼人(商3=松山工)のインタビューです。

長田
男子1万メートルW 6位 41分21秒76
——本日のレースを振り返っていかがでしたか。
 「3位以内を目標にしていましたが、6位という結果だったので悔しさがあります」

——今日のレースプランを教えてください。
 「序盤は先頭集団に付いていって、中盤にかけてハイペースが続いたらちょっと落として自分のペースで行こうという考えでいました。最初思ったよりペースが上がらなかったので、中盤以降も前に付いていったという感じでしたが、途中から風が強くなり、体力使って終盤にペースが落ちてしまいました。そこが課題かなと思います」

——レース途中から天候が変わって、風が強くなったり気温が上がったりしたことについてはいかがでしたか。
 「序盤、中盤と楽なコンディションだったのですが、途中から風が強くなって、そこの対応が不十分だったので後半ペースを落としてしまいました。コンディションが悪い中でも良いフォームで歩ける技術を身につけていきたいと思います」

——明大勢トップでゴールしたことについてはいかがですか。
 「できれば3人入賞したかったのですが、今回は自分だけでした。もっと点数を稼ぎたかったという思いが今日は強く出たので、来年は全員入賞して、明大の1部残留に大きく貢献したいと思っています」

——今後出場される予定にしている大会を教えてください。
 「まだ確定はしていませんが、おそらく来月の全日本インカレ(日本学生陸上競技対校選手権)が直近になると思います」

——応援してくださった方へ一言お願いします。
 「来月、全日本インカレがあるので、そこでもっと成長した姿をファンの皆さんにお見せできればいいなと思っています。応援よろしくお願いします」

——ありがとうございました。

[安田賢司]