
(25)関東インカレ事後インタビュー①/古俣由人
関東インカレ1部残留・箱根駅伝シード権獲得」を目標に掲げる競走部にとって、最初の大一番となった第104回関東学生対校選手権(関東インカレ)。全日本大学駅伝予選会の開催が例年より早期となった影響で、短距離・競歩部門の一人一人が背負う期待や重圧は否応なく増大した。しかしその重さに押し負けることなく、見事21点を獲得し1部残留を達成。今回は、4日間の熱戦を終えた選手たちの声をお届けする。
第1回は古俣由人(法2=東京学館新潟)のインタビューです。
男子1部400メートル決勝2位 46秒686 自己ベスト
男子1部4×400メートルR予選1組4着 3分13秒07
——予選のレースは相手校の選手が迫ってくる展開でしたが、走っている最中に意識したことはありますか。
「内側(のレーン)に速い選手がいたので、どうしても意識した走りをしてしまいました。組で2着に入れればいいなと思っていたので、後半に速度を上げていきました」
——準決勝のレースを振り返ってみていかがですか。
「前回チャンピオンが外側にいたので意識しましたが、自分のレースをしようと思っていました。 風が思ったより強くて、思い描いていたレース展開とは違いましたが、満足のいくものになりました」
——レース直前には明大の声援に応える姿も見られました。応援してくれる方々へどういった思いを持っていますか。
「1部残留が危うい中で、自分がここで点数を取らなければという気持ちがありました。レース前に明大の大きな声援が聞こえたので緊張がほぐれました。2位になれたのもみんなの声援のおかげです」
——決勝は1000分の1秒差での2位という結果になりました。振り返っていかがですか。
「200から300メートル地点でスピードの維持ができませんでした。日本学生対校選手権(日本インカレ)に向けてそこを修正していきます」
——2位になれた要因やご自身の強みを教えてください。
「明大の練習は最後まで走り切る体力づくりに重きが置かれていて、そのおかげかなと思います。1000分の1秒差で刺せたのも最後まで足が動いたからです」
——ありがとうございました。
[中村慈詠]
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