
(23)立大戦事前インタビュー② 西川侑志主将、小畠一心投手
(この取材は3月28日に行われました)
西川侑志主将
――昨年度を振り返っていかがですか。
「3戦目にいくことが多くてなかなか勝ち点を取ることができなかったのですが、1年間を通して30試合という経験ができたということは、悔しさもありながら大きな経験になったと思います」
――昨秋の個人成績を振り返っていかがですか。
「1年を通して4番でスタートを任されることが多く、春は思ったような結果が出たのですが、秋はなかなかうまくいかなかったというところがあるので、そこの悔しさをバネに今シーズンは頑張りたいです」
――オフシーズンはどのような取り組みをされましたか。
「例年であれば2週間程度のキャンプという形になっているのですが今年度は1ヶ月半九州の方に行かせてもらって、キャンプ地で一生懸命時間をかけて練習できました。オフシーズンに選手同士でやり込めたっていうのは大きなレベルアップにつながったと思います」
――今年度『飛躍』というチームスローガンを掲げていますが、なぜこの言葉にしたのか教えてください。
「まずこのチームスローガンは4年生の中で考えさせていただきました。100周年を迎える東京六大学連盟で、これまで自分たちが1年生から3年生まで経験したリーグ戦は下に沈むことが多かったので、大きく飛躍して優勝を目指そうという思いがあります。また、100年という歴史の中で私たちが優勝することによって、これからの立教大学に飛躍をつけようということで、そのスローガンを決めました」
――今年度、主将として新しく頑張りたいことや改革していきたいところはありますか。
「例年通り当たり前のことを当たり前にやるレベルの高さというのを、これまで以上にできるようにしていくことが重要かなと思っています。当たり前のレベルを上げることによって、プレーの精度や1つのプレーの意識の高さにつながってくると思って、そこには力を入れています」
――今年度はチームとしてどんな野球をしていきたいですか。
「今年のチームは、他大学に比べてもそん色のないタフな投手陣と、この冬でパワフルな打撃っていうのを築き上げてきてその両方がレベルアップしたので、強くなった立教を期待してもらいたいなと思います」
――ありがとうございました。

小畠一心投手
――昨年度ご自身について振り返ってみていかがですか。
「勝ち数も少なかったですし後半にケガがあって、自分的には全然納得いってないシーズンだったと思うので、今年は勝てるようにしていきたいなと思います」
――ご自身の強みと短所を教えてください。
「試合をつくるということに関しては他の選手よりも長けているのではないかなと思っています。短所については、ずっと課題にはしているのですが、試合終盤で点を取られて負けるというパターンが多かったのでそこが課題かなと思います」
――オフシーズンはどこを強化しましたか。
「身体の強化もそうですけどやはり球速を出したいと思ってずっと練習をしたので、スピードのあるボールが投げられるように練習しました」
――今年度の明大についてはいかがですか。
「すごくいい投手がいるのは毎年の印象ではあるのですが、打線もすごく振ってくるので、投げる側としてはとても嫌ですね(笑)」
――他大学で特に注目している投手はいらっしゃいますか。
「明大の大川(慈英投手・国際4=常総学院)ですね。やはりすごく速い球を投げますし、僕にないものを持っているので魅力的だなと思います」
――今年は大学野球最後の年となりますが、意気込みをお願いします。
「僕が投げる試合は全て勝つつもりでやろうと思っているので、チームの優勝はもちろんですが、自分の勝ち数が5以上になるということを目標に頑張ります」
――ありがとうございました。
[平良有梨奈]
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