(20)関東インカレ事前インタビュー②/川津靖生、神戸毅裕
短距離、長距離、競歩の全ブロックが結束して挑む関東学生対校選手権(関東インカレ)。近藤岬主将(理工4=十日町)が掲げた目標は1部残留ではなく、1部16校中の12位。より高みを目指し、各校のライバルと熱戦を繰り広げる。今回は、短距離、競歩部門の出場選手の声をお届けする。
第2回は川津靖生(法3=明星学園)、神戸毅裕(営3=明星)のインタビューです。
(この取材はオンラインで行われたものです)
川津
男子200メートル
男子4×100メートルR
――現在のコンディションはいかがですか。
「日本学生陸上競技個人選手権(学生個人)が終わって少ししか経っていないので、調子は上がってきているかなと思っています。あとは疲労が抜けるかどうかで間に合わせられるかなと思います」
――関東インカレに向けて取り組んできたことはございますか。
「200メートル決勝で勝つということを目標にやってきたので、冬季で結構距離を積んだり昨年度までやってこなかったウエイトを練習に多く組み込んだりしてきました」
――200メートルでの目標タイムと順位を教えてください。
「順位は3位以内で、タイムな自己ベストを更新することが目標です」
――4×100メートルR(4継)にも出場されますが、チーム内で取り組んできたことや目標はありますか。
「大会がいろいろあった関係で、4継に関してはリレーの練習を積めなかったというのがあって少し不安要素はあります。ですが、個々のスピードは上がってきていると思うので、今週と来週でリレーの練習を少しずつやっていって大会で合わせていければな→トルと思います」
――目標順位などはございますか。
「4継も3位入賞を目標にやっていけたらと思っています。タイムは目標タイムを設定するまでの練習ができていないのですが、とりあえず勝つことを目標に頑張っていきたいです」
――意気込みをお願いします。
「毎年1部残留できるか危ういので、しっかりと得点に絡んでいければいいなと思います」

神戸
男子100メートル
男子4×100メートルR
――4月のレース(日本グランプリシリーズ出雲大会、日本学生陸上競技個人選手権大会(学生個人))は振り返っていかがでしたか。
「2試合ともタイムも内容も良くなくて、レース感をつかめていませんでした」
――現在の調子はいかがですか。
「冬にケガをしたところに痛みはありますが練習はできているので、関東インカレに向けて徐々に上がってきていると思います」
――昨年度は100メートルで4位入賞を果たしました。
「関東インカレは強さが重要で、日本インカレは強さを競い合う大会だと考えています。関東インカレは個人としてもチームとしても総合力が試される大会だと思っています」
――今年度の目標を教えてください。
「昨年度同様、1部残留が懸かっているので、100メートルでも、4×100メートルRでも得点を稼ぎたいです。個人としては4月中のレースが良くなかったので、関東インカレで結果を出して波に乗れたらと思います」
――長距離部門は全日本大学駅伝予選会(全日本予選)の影響で、出場人数が少なくなっています。
「第一に、長距離は全日本予選を優先するべきだと思っていて、冬季から短距離と競歩で残留できるほどの走力をつけて関東インカレに挑もうという共通認識を持って、追い込めていました。明大には得点を取るべき種目があると思うので、そこで点数を稼いで、下級生のメンタル的負担も取って、総合力で勝ちたいです」
――自分以外に注目選手を教えてください。
「僕が真っ先に思いついた選手は原田(真聡・文3=東京農大二)選手が言っていると思うので他にします(笑)。1人目は100メートルに出場する南海斗(理工2=横須賀大津)です。今シーズンも関東インカレに出場することを目標にして、3、4月で自己ベストをマークしてメンバーの座を勝ち取りました。このまま関東インカレに臨めば爆発してくれると思います。もう1人は走幅跳に出場する宮坂玲皇(商1=岩倉)です。昨年度の国体で7日間一緒に過ごして、強さが目立つ選手だと思っています。実際に東京六大学対校陸上競技大会(六大学)で優勝したり、追い風3メートルですがすごい記録を出していたりするので、どのような跳躍をするのか自分の競技とは別に見ていきたいくらい興味があります」
――最後に意気込みをお願いします。
「毎回言うことが同じなので別のことを言いたいですが(笑)とりあえず頑張ります」
――ありがとうございました。
[加藤菜々香、橋場涼斗]
関連記事
RELATED ENTRIES

