
(15)ルーキー特集⑭/宮坂玲皇
創立150周年の節目に、競走部は「箱根駅伝優勝」という大きな目標を掲げ、新たな挑戦へと踏み出した。その象徴となるのが「紫紺の襷プロジェクト」。伝統を受け継ぎながら、箱根への道を切り開くべく、今年度も新たな仲間が加わった。そして、短距離・競歩の選手たちもまた、明大の名を背負い、それぞれの舞台でさらなる飛躍を誓う。彼らが胸に秘める覚悟とは——。未来を担うルーキーたちの決意に迫る。
第14回は短距離部門・宮坂玲皇(商1=岩倉)のインタビューです。
(この取材は3月11日にオンラインにて行われたものです)
——ご自身の持ち味を教えてください。
「ダイナミックな跳躍です」
——競技を始めたきっかけはなんですか。
「保育園の頃から走るのが好きで、小学生で陸上をやりたいと思って始めました。小学3年生の頃にクラブ教室に通い始めたのがきっかけです」
——走り幅跳びとの出会いを教えてください。
「小学生時代になかなかタイムが伸びない時期があって、その時にお試しでやってみようと思って大会に出たらいい記録が出たということからです」
——高校時代を振り返っていかがですか。
「高校1年生の夏頃にケガをしてしまって、半年間走れなかった期間がありました。高校2年生でも関東大会に出場した後にケガをしてしまい、なかなか大会に出られませんでした。高校3年生ではケガはずっと続きましたが、走れないほどではなく、冬季の練習とかも乗り越えて全国大会に出場することができました。ケガばかりの3年間でしたが、結果を残せたので楽しかったなとも思います」
——明大に進学を決めた理由を教えてください。
「雰囲気や先生との波長が自分の好きな感じだったので、そこが決め手になりました」
——明大の雰囲気やイメージはいかがでしょうか。
「自分はそもそもガツガツ系の部活が好きではなくて、落ち着いた雰囲気で進められる場所がいいなと思っていました」
——大学で最初の大会はいつになりますか。
「六大学の対抗戦(東京六大学対校陸上競技大会)です」
——憧れの選手はいますか。
「泉谷(駿介)選手(住友電工)です。憧れというか尊敬している人物です。種目もそうですし、本当に運動神経が良くて、何でもできるのが本当にすごいなと思います」
——大学ではどのような選手になりたいですか。
「8メートルを飛んで、日本選手権や世界陸上、オリンピックなどにつなげられたらなと思っています」
——今後の意気込みをお願いします。
「全カレ(日本学生陸上競技対校選手権)に出場して優勝するのが一番の目標です」
——ありがとうございました。
[安田賢司]
※写真は本人提供
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