
(159)中央大学記録会事後インタビュー②/脇坂耕平、宮下十碧
明大からは、新入生を含め10名が各々の目標を定めて挑んだTACHIHI presents 中央大学記録会。レースを終えた選手の声をお届けする。
第2回は脇坂耕平(農1=洛南)、宮下十碧(商1=鹿児島実業)です。
脇坂
1組8着 30分48秒19
——レースプランはどのように考えていましたか。
「まずは今持っている自己ベストがあまり良くないので、30分を切るということを最低限の目標にしていて、動きが良ければ先頭争いできればいいなと考えていました」
——実際の走りを振り返っていかがですか。
「立川シティハーフマラソンを終えてから、疲労を抜く時間をあまり取っておらず、自分の中でいい状態が続いていると錯覚してしまったことが、良くなかった原因だと思います。自分のコンディションなどを管理できるようにしていきたいです」
——自身で評価できる部分はありましたか。
「早い段階から前と離れてしまいましたが、そのままずるずると落ちていくのではなくて、1周75、6秒のペースでは走り続けることができました。今日のレースのもう一つの狙いとして、きつくなってきた時に一段粘るということを考えていて、その部分はある程度はできたと思います」
——新プロジェクトが立ち上がっていますが、現段階で変化を感じる部分はありますか。
「練習メニュー自体も変化はしていますが、自分たちの意識の中でも変化があると感じます。練習時間以外で補強をする時間を作るといったような、自主的に強くなろうとする取り組みを考えながらできているという部分は、新体制になってから『より強くなるために何をしたらいいか』を考える機会が増えたことによると思っています。それが実際に結果につながっていくように、自分一人だけではなく、同級生や先輩、後輩の力を借りながらやっていきたいです」
——新チームの雰囲気はいかがですか。
「新入生が入ってきて、自分も後輩ができるということで『負けられないな』という気持ちが大きくなったり、練習の中でも緊張感が高まってきたのではないかなと個人的には感じています」
——次に照準を合わせる大会を教えてください。
「今のところは東京六大学対校大会(六大学対校)で5000メートルを走ることが決まっているので、まずはそこを目指して、今日のリベンジもそうですが、シーズン始めのいいきっかけにできればいいなと思います」
——今後の意気込みをお願いします。
「昨年度はなかなか結果を出せない年でしたが、今年度は個人の結果も、明治大学が強くなることにも貢献していきたいです」
——ありがとうございました。

宮下
1組14着 32分00秒80
——レースを振り返っていかがですか。
「不甲斐ない走りを見せてしまって本当に申し訳ないなと思います」
——レースプランはどのように考えていましたか。
「合宿でしっかりと練習を積めていたので、先頭についていって、ペースメーカーがいなくなってからどこまで粘れるか、と考えていました。ですが自分が想定していたよりも早く体が動かなくなってしまったので、自己管理が足りていないと感じました」
——4月から本格的に新体制が始まりますが、既にチームが変わった点は感じていますか。
「山本豪前駅伝監督よりも(練習で走る)距離が伸びていて、この練習をしっかりと積んでいくことができればより強くなれると感じています」
——今後出場予定の大会を教えてください。
「とりあえず六大学対校に出場する予定ではいますが、自分の体調と相談しながらになると思います。夏にしっかり練習して、箱根駅伝予選会(箱根予選)でチームにしっかり貢献していきたいと思っています」
——今年1年間の目標を教えてください。
「この大会で30分を切って関カレ(関東学生対校選手権)出場を目標にしていましたが、それができなかったので切り替えて夏に練習を積んで、箱根予選で2桁順位、63分台でゴールして、本選でも走れるようにしていきたいと思います」
——ありがとうございました。
[春田麻衣、安田賢司]
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