
(158)中央大学記録会事後インタビュー①/吉川響、井坂佳亮、尾ノ上一
明大からは、新入生を含め10名が各々の目標を定めて挑んだTACHIHI presents 中央大学記録会。レースを終えた選手の声をお届けする。
第1回は吉川響(文3=世羅)、井坂佳亮(商3=水城)、尾ノ上一(商3=鹿児島実業)です。
吉川
1組1着 29分33秒67
——今レースは1組目での出場となりましたが、振り返ってみていかがですか。
「体調不良などの影響で万全ではない状態だったため、練習の一環ということで出場しました。自分が思っていたよりも走った感覚は良かったと思います。自己ベストには遠く及びませんでしたが、しっかりまとめることができたと思うので、そこは良かったと思います」
——4月から新体制になりますが、変化を感じている部分はありますか。
「練習の内容もガラッと変わりました。全員で朝練前に動きづくりを入れたり、ストレッチをみんなでやろうということであったり、集団で練習することが増えてきたかなと思います」
——次に出場する大会を教えてください。
「東京六大学対校大会(六大学対校)の5000メートルに出場する予定ではいますが、監督からも全日本大学駅伝予選会(全日本予選)に照準を合わせていくという話があったので、そこを見据えた上で、残りの記録会や大会に出場する際は合わせていきたいと思います」
——今回は新入生や室田安寿駅伝主将(情コミ3=宮崎日大)に声を掛ける場面もよく見られました。
「最終学年になり、チームを背中で引っ張って支えるのが自分の役目だと思うので、走りで見せるだけではなく、それ以外の応援やサポートという部分もやっていきたいと思います」
——今後の目標と意気込みを教えてください。
「昨年度は全日本予選も箱根駅伝予選会(箱根予選)も敗退して、何も出場できずに終わってしまいました。今年度は最終学年なのでそういう大きな大会は絶対に出場して終わりたいという気持ちでいます。しっかりと全日本予選も箱根予選も勝ち取って、どちらの大会でもシード権を獲得できるように頑張っていきたいです」
——ありがとうございました。

井坂
1組2着 29分35秒37 自己ベスト
——今回のレースに出場した意図を教えてください。
「全日本予選が5月にあるので、それに向けて冬にやってきたことの確認と、今自分がどれくらい強いのか確かめるために走りました」
——気象条件はいかがでしたか。
「日中は暑かったですが、レース中は涼しくて寒くもなかったので、走りやすい環境だったと思います」
——具体的な目標タイムはありましたか。
「29分50秒くらいが自己ベストで、絶対に更新しようと思っていたので、そこはクリアできてよかったです」
——レース全体を振り返っていかがでしたか。
「前半は余裕をもって集団のいいペースにつけて良かったですが、後半にペースが落ちてきたときに前に出られなかったところは反省点でした。もう少し速いペースで押していければもっとタイムが良かったので、改善していきたいと思います」
——今後出場予定のレースはありますか。
「4月頭の六大学対校の5000メートルにオープンで出る予定なので、13分台を狙っていきたいです」
——新体制が始まって新入生も合流しましたが、チームの雰囲気はいかがですか。
「新しい環境になって、みんな楽しんでやっています」
——4月からは大志田監督が正式に駅伝監督に就任します。
「もちろん大志田監督の練習メニューも楽しみですが、サポートしていただける体制が強化されつつあるのでそれも楽しみです」
——次戦に向けて意気込みをお願いします。
「六大学対校では13分台を出せるように、引き続き頑張っていきたいと思います」
——ありがとうございました。

尾ノ上
1組10着 31分4秒88
——どのような目標を立ててレースに出場しましたか。
「関東学生対校選手権(関東インカレ)のハーフマラソンの標準記録を狙っていたので、30分切りを目標にしていましたが、最初から体がきつくて全然動きませんでした」
——気象条件はいかがでしたか。
「風もなくて、走りやすい気温だったのでタイムが狙えると思っていました」
——思うように走れなかった要因は見当たりますか。
「練習でいっぱいいっぱいになってしまっていて、調整の段階でもうまく疲労を抜けませんでした」
——今回のレースを受けて、今後に生かしていきたいことはありますか。
「練習の強弱をつけて、後半のスタミナが足りないので距離を踏めるように練習以外の部分を見直したいです」
——今後出場予定のレースはありますか。
「六大学対校の5000メートルに出場します」
——六大学対校での目標はありますか。
「5000メートルのシーズン初戦なので、自己ベストを狙って走ります」
——新体制が始まり、新入生も練習に合流しましたが、チームの雰囲気はいかがですか。
「新入生も元気があって、自分も負けていられないという気持ちがあるので、悔いの残らないように最後の一年を頑張りたいと思います」
——次戦に向けて意気込みをお願いします。
「一つ一つが最後の大会なので、自己ベストを狙って走れるように頑張りたいです」
——ありがとうございました。
[橋場涼斗、安田賢司]
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