
(154)日本選手権・20キロ競歩事後インタビュー①/近藤岬主将、長田隼人
世界新記録が出るなどハイレベルな争いが繰り広げられた日本選手権・20キロ競歩。明大からは5人の選手が出場し、各々が今年度のスタートを切った。今回はレース後の選手の声をお届けする。
第1回は近藤岬主将(理工3=十日町)、長田隼人(商2=松山工)のインタビューです。
近藤
18位 1時間22分55秒
――レースの振り返りをお願いします。
「日本選手権35キロ競歩で失格してしまったので、今回は8割ぐらいの力で完歩することを目標に取り組みました。実際に今日は警告一枚で失格せずにしっかりと目標を達成できたかなと思います」
――新主将としてどんなチームにしていきたいですか。
「昨年度はOne Teamを目標にチーム全体で頑張る雰囲気だったと思うのですが、今年度はより結果を出すっていうところにフォーカスしたチームにしていきたいなと思います」
――主将としての意気込みをお願いします。
「今までにやったことないSNSだとか、部をもっとみんなに知ってもらえるような新しいことをたくさんする1年にしたいです」
――昨年度は1位を目指し続けていたと思いますが今年度も継続したいですか。
「個人での1位は正直なところあまり目指していなくて、チーム全員で成績を上げる方に今はフォーカスしています」
――最後に選手として今後の目標をお願いします。
「3月の全日本競歩能美大会(能美競歩)で3位内に入ってユニバーシアードを決めることが目標です」
――ありがとうございました。

長田
19位 1時間23分10秒 自己ベスト
――今大会を振り返っていかがですか。
「もちろんタイムを狙いにいったのですが、来月の能美競歩に向けていい手応えをつかむことを目標にしていました。タイムは4分10秒で押していくこと考えて、今日はしっかりこなすことができたのでいい手応えをつかめたかなと思います」
――能美競歩に重きを置いていますか。
「そうですね。ユニバーシアードという世界大会がかかっているのでそれの出場権を得るためです」
――後半ペースが上がったように見えましたがいかがでしたか。
「上がってはいないのですが、みんなが落ちてきたので上がったように見えただけで、実際は4分10秒くらいでずっと押していました」
――手応えはありましたか。
「ラスト3キロがきつかったのですが、今回は4分10秒で楽に押していくのが1番の目標だったので良かった方かなと思います」
――収穫と課題点を教えてください。
「収穫としてはこの前に出場した20キロで今回とほぼ同じタイムだったのですが、その時は警告が2枚ついてしまったのに対して今回は注意で収まったことです。課題としてはまだ上半身の動きの硬さがあったり、臀部の筋力がまだまだ足りないていないので強化していきたいです」
――今年度の目標をお願いします。
「来月の能美競歩でユニバーシアードの出場権を勝ち取ることと、関東学生対校選手権、日本学生対校選手権で上位入賞を果たすことです」
――ありがとうございました。
[加藤菜々香、熊谷実夏]
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