
(101)全国大学選手権・帝京大戦 試合後インタビュー 安田昂平「濃くて楽しい時間だった」
全国大学選手権(選手権)・帝京大戦後、安田昂平(商4=御所実)選手にインタビューを行いました。(この取材は1月3日に行われました)
――試合を終えて率直な気持ちを教えてください。
「強かったなっていうのがありました」
――接戦だった前半を振り返るといかがですか。
「ミスがお互い少なくてすごいいい勝負だったので、本当に緊迫した試合展開だなっていうふうに前半は思いました」
――安田選手が試合に入る際に安田コールが起きていましたが、どんな気持ちで試合に入りましたか。
「こんなこと言うのもあれですけど、多分自分じゃなかったらあんなに歓声も起きてなかったというか、それぐらい特別にやらせていただいて、すごい経験ができているんだなっていう、貴重やなと思って試合に挑みましたね」
――後半失点が続く中で意識したことを教えてください。
「最後まで諦めないっていうのは多分チーム全員思ってやっていました」
――ハーフタイム中にはどのようなことを話されましたか。
「基本そんなにネガティブなことじゃなくて、次のこと次のことをしっかり対策立てていたようなコミュニケーションをすごく取っていました」
――ご自身のプレーを振り返るといかがですか。
「まあ、普通です(笑)」
――BKリーダーから見てBK陣のプレーを振り返るといかがですか。
「めちゃくちゃ良かったと思います!」
――特にこの選手が良かったなと思う選手を教えてください。
「やっぱり海老澤(琥珀・情コミ2=報徳学園)ですかね。多分ファーストプレーで足を痛めちゃったんですけど、すごいずっと頑張って出てくれて、漢気みたいなのを見してくれたような気がします」
――4年間を通して帝京大の印象を教えてください。
「4年間で負けた試合の方が多かったんですけど、やっぱり自分的には早明戦とかよりも帝京の方が特別な相手って感じがして。それぐらい高い壁だな、そんな相手だなっていうふうに思いました」
――安田選手にとって木戸組はどのようなチームでしたか。
「僕が多分一番木戸(大士郎主将・文4=常翔学園)の身近にいたので、いい意味でキャプテンらしくないというか、けどキャプテンらしくするオンオフの切り替えがすごくできていて。あといい意味で人間味があって、去年の廣瀬雄也(令6商卒=現クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)キャプテンだとかなり完璧な感じがあったんすけど、まだ発展途上な感じもすごく彼らしくて、とてもいいチームだったなっていうふうに思います」
――4年間を率直に振り返るといかがですか。
「すごく楽しくて、なんか入寮が昨日のことのように感じるんですけど、それぐらい濃くて楽しい時間だったのかなと思います」
――ファンに向けてメッセージをお願いします。
「スタジアム出た時とか、自分がケガで試合に出られていない時とかもすごくファンの皆さんが声掛けてくださって『待っているよ』とか温かい声掛けしていただいたので、すごく力になりましたっていうことを伝えたいです」
――後輩たちへのメッセージをお願いします。
「借りは返してほしいので、借りを返してくれっていうことを伝えたいです」
――次のステージへの意気込みをお願いします。
「卒業後もラグビーをやるんですけど、自分はちょっといろいろなことやるつもりなので、明大で培ったことをしっかり次のステージに生かしていけたらなと思います」
――ありがとうございました。
[井垣友希]
◆安田 昂平(やすだ・こうへい)商4、御所実高、181センチ・88キロ
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