(99)全国大学選手権・帝京大戦 試合後インタビュー 佐藤大地「4年間で一番いいプレー」

2025.01.11

 全国大学選手権(選手権)・帝京大戦後、佐藤大地(法4=国学院栃木)選手にインタビューを行いました。

――今日の試合を振り返っていかがですか。
 「出し切れたと思います」

――春シーズンの反省点であったジャッカルを何度も決められていましたがどのような気持ちでしたか。
 「勝つ気でいたのですごくうれしかったです」

――ハーフタイム中にチームとして話されたことはありますか。
 「話したのは前半最後の流れは良くて、それで後半もその流れを切らさないで自分たちから仕掛けようっていう話をしました。しかし、後半は帝京の流れに持っていかれたので、そこが良くなかったです」

――スクラムで勝てた要因はどこにあると思いますか。

 「特に変えたことはないんですけど、まとまりを大事にしてきて、そのまとまりが帝京戦ではすごくあったと思います」

――ラインアウトで意識したことを教えてください。
 「マインドとして1本にこだわるっていうところで、1本を大事にしてきました。ですが、モールとかでは徹底できなかったところがあるので、そこはちょっと悔しいところです」

――試合終了後に4年生で話されたことはありますか。
 「決勝まで連れていけなくてごめんねと話しました」

――今大会を総括していかがでしたか。
 「試合としては負けてしまったんですけど、春から見てセットプレーで僕たちが逆にペナルティーを取るくらいのスクラムをしたり、ラインアウトのクオリティーも春よりすごく上がってきていたので、自分たちの成長は見られたと思います」

――寮長として1年間を振り返ってみてどうでしたか。  
 「今まで以上にリーダー陣としての自覚を持ってやってきたんですけど、寮内でもグラウンドでの練習でももう少しなんかできたんじゃないかなっていう心残りが少しだけあります」

――明大でのラグビー生活を振り返っていかがですか。
 「結果としては負けてしまったんですけど、セットプレーは4年間で一番いいプレーができたと思います。FWはすごく悔しさもあるんですけど、今まで帝京にセットプレーで圧倒されていたっていう中で、そこで少し圧倒できたっていうことはすごく良かったです」

――最後に4年生に一言お願いします。
 「みんなの代表として優勝できなかったことは本当申し訳ないんですけど、ラグビー以上に寮生活などですごくいい思い出を作ってくれて、とても楽しい4年間でした」

――ありがとうございました。

[保坂啓太郎]

◆佐藤 大地(さとう・だいち)法4、国学院栃木高、185センチ・103キロ