
(96)全国大学選手権・帝京戦 試合後コメント②
全国大学選手権(選手権)・準決勝が国立競技場で行われた。前半は先制されるもスクラムで優位に立ち接戦を繰り広げる。しかし後半に点差を広げられ、2年連続の決勝進出とはならなかった。今回は試合後の選手たちにインタビューを行った。
スクラムハーフ柴田竜成(営3=秋田工)
――試合を振り返っていかがですか。
「アタックの面ではやりたいことはできたのかなと思いますが、ディフェンスの面では一発で(トライを)取られるところとか、ハイパントなどのイーブンボールのところで競り負けて取られるという形だったので、そこを試合中で修正していきたかったです」
――接点の強い帝京に対してどんなゲームメークを意識しましたか。
「しっかりFWで当てるところは当てて、『真っ向勝負』っていうテーマでしたが、スキルとかも使いながらうまくずらしてということを意識してやっていました」
――木戸組での一年を振り返っていかがですか。
「大士郎さん(木戸主将・文4=常翔学園)が本当にいいキャプテンで、チームを引っ張ってくれて、本当にありがたかったなと思います」
スタンドオフ伊藤龍之介(商2=国学院栃木)
――試合が終わった率直な思いを教えてください。
「やっぱりすごく悔しい思いが強いです。もちろん勝てなかったこともそうですし、4年生ともう1試合やりたかったなって気持ちがあります」
――後半35分頃、チャンスを作り木戸主将がトライを決めた場面について振り返っていかがですか。
「あの時間になってしまったので、もう自分で行くしかないなと思い積極的に自分の前が空いたらたら走ろうと思っていたところでいいゲインが切れたので、最後大士郎さんがトライしてくれました。あれをもう10分早く、しっかり自分の強みを出せれば良かったなと思います」
――スタンドオフとしての自身のプレーを振り返っていかがですか。
「前半のゲームメークは、本当にすごくいいゲームができたんじゃないかなと思いますが、ゴール前の部分でトライを取り切れないところであったり、FWを当てすぎた部分はまだまだ改善していかなくちゃいけないなと思いました。そして後半の入りであったりとか、後半(トライを)3本取られたのはすごく自分にとっての大きな部分があったので、ゲーム中の声かけだったりスタンドオフとしてチームのゲームコントロールをもっと確実なものにできるように、また1年頑張っていきたいと思います」
右ウイング白井瑛人(商1=桐蔭学園)
――4年生の選手との思い出を教えてください。
「いろんなプレーを教えてもらったんですけど、桐蔭の先輩の秋濱さん(悠太・商4=桐蔭学園)にはいろんなことを教わりましたし、安田昂平さん(商4=御所実)は同じポジションでしっかりいろんなことを学んで、切磋琢磨(せっさたくま)してきたところなので、いろいろなことを教わりました」
――個人で良かった点、反省点をお願いします。
「ボールもらうことが多かったので、ウイングの中でハードワークできたのかなと思います。悪い点はディフェンスのコントロールの部分とかが少し甘かったなというのはあります」
――1年間を振り返っていかがでしたか。
「今年1年間の目標としては、大学の強度になれるっていうのを目標でやってきたので、そこに関してはだいぶ慣れてきたと思います」
フルバック竹之下仁吾(政経2=報徳学園)
――試合が終わって、率直な思いを教えてください。
「悔しいですね。何もできなかったので。一番は申し訳ないというか、試合に出られなかったメンバーの分まで勝たなきゃダメだったんですけど、勝てなかったところと、自分がこういうふうにできたなとかが試合を振り返って多々あったので、自分が何もできなかったところと、4年生始めとするチームメイトに申し訳ないなっていう気持ちです」
――対抗戦(関東大学対抗戦)ではやりたいことができなかったとありましたが、 今試合はいかがでしたか。
「エリアを取るところが対抗戦はできていなかったので、しっかり取っていこうということで前半からいい位置にキックを蹴ったり、ハイパントでしっかり攻めたりは特に試合の前半でできたと思います」
――選手権全体を振り返っていかがでしたか。
「明治はメンバーがなかなか定まらない中、メンバーから外れてもいつでもチャンスある状況が常にあったので、チームの競争力があることによって、どこのチームも成長していると思うんですけど、一試合一試合絶対に成長していてどんどんいい感じに上がってきていると毎試合思っていました」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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