
(93)全国大学選手権・帝京大戦 試合前日コメント①
いよいよ明日は昨年度の全国大学選手権(選手権)王者・帝京大との準決勝。舞台は昨年度決勝で苦汁を舐めさせられた国立競技場だ。因縁の相手との一戦に臨む選手にインタビューを行った。
ナンバーエイト木戸大士郎主将(文4=常翔学園)
——天理大戦からどのような準備をしてきましたか。
「あまり変わらないんですけど、帝京に対してどれだけ自分たちが細かいスキル、練習でやっていることをやれるかをしっかり突き詰めてやってきました」
——帝京大のキーマンを教えてください。
「このレベルになってきたら、ラグビーは15人でやるスポーツなので、全員警戒しています」
左プロップ檜山蒼介(情コミ2=尾道)
——帝京大戦で意識していることを教えてください。
「FWはセットプレーのところをずっとこだわっていましたし、チームとしても対抗戦(関東大学対抗戦)での負けを糧にしていろんな学びを得て成長できていると思うのでリベンジできたらなと思っています」
——勝利のカギを教えてください。
「FWとBKでチームとしてどれだけ相手より上回れるか。スキルやパワーでどれだけ相手に勝つことができるかがカギになってくるかなと思います」
フッカー西野帆平(文3=東福岡)
——今試合に向けて練習で意識したことを教えてください。
「今週のテーマが『真っ向勝負』で、そこは前の帝京戦では入りの部分でちょっと受けてしまったので、帝京の圧力から逃げずに、コリジョンの部分と、あと役割のところを意識してやっていました」
——明大の注目プレーヤーを教えてください。
「最上太尊(商3=仙台育英)です。前の天理戦でもMVPにも選ばれて、これ以上の真っ向勝負っていうところではすごく頼りになると思うので、そこはやっぱり体現してくれるかなって思います」
右プロップ倉島昂大(営4=桐蔭学園)
——準決勝を明日に控えて率直にいかがですか。
「今まで積み上げてきたものだったり、いろんな良くない試合だったり、いい試合もやってきました。今はチームとしていい形で来ていると思うので、相手が帝京だからといって負けるっていう気持ちはないです」
——両校のキーマンを教えてください。
「帝京っていうところで、FW戦になってくると思うので、キャプテンの木戸大士郎選手かなと思っています。帝京はやっぱり前回もどんどんトライを決められてしまった青木選手がすごくキーマンになってくると思います」
左ロック田島貫太郎(政経4=東福岡)
——帝京大対策はいかがですか。
「外国人選手もいて個人個人が強いので、本当に一人一人が役目を全うしないと勝てないし、一つのミスとかで(トライを)取られるので、本当に小さいことを気をつけようっていう対策をしました」
——明日の明大のキーマンを教えてください。
「琥珀(海老澤・情コミ2=報徳学園)です。最近ずっとスタメンが多かったんですけど、あんまり目立てていないって自分で言っていたので今回は期待したいなって思います」
左フランカー最上太尊(商3=仙台育英)
——帝京大との対抗戦を振り返っていかがですか。
「やっぱり相手の勢いにのまれた部分はありました。相手も去年のチャンピオンなだけあって、圧力が強くて、僕たち自身引いてしまったというか、受けてしまった感じですね」
——注目している相手選手はいらっしゃいますか。
「やっぱり6番の青木恵斗です。(前回の対戦では)負けました。やり返します」
右フランカー福田大晟(商4=中部大春日丘)
——どういう試合になると予想しますか。
「(試合の)最初はキックが多いのかなっていうイメージがあって、そこをしっかり我慢して、相手のエリアでできるだけやるのがベストかなと思います」
——意気込みをお願いします。
「昨年負けた相手ですし、ジュニアとCは帝京に勝ってくれて、あとはAだけだと思うので、しっかり勝って決勝に行けるように頑張りたいと思います」
金勇哲(営4=大阪朝鮮)
——リザーブとしてどのようなことを意識して試合に臨みたいですか。
「スタートよりも気持ちをつくる部分とかが難しいんですけど、ラインアウトスローもスクラムも悪い意味で影響を与えるっていうふうにならないことが一番の仕事だと思いますし、スクラムではしっかり相手を負かすのが自分の仕事なので、そういう部分で気持ちの準備をして、いつでも出られるようにやっていきたいと思ってます」
——意気込みをお願いします。
「僕らは4年間通して、秋シーズンで帝京大に全く勝てていないので、ジュニアで勝ったように、自分たちの地位をしっかり『奪還』できるように頑張りたいと思います」
——ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
関連記事
RELATED ENTRIES