
(82)全日本大学サッカー選手権 準決勝 対新潟医療福祉大 試合後のコメント
栗田大輔監督
――試合を振り返っていかがですか。
「明治らしい非常にアグレッシブなサッカーができました。なかなか点が取れなくてPKで敗戦したんですけれど、選手が力を全部出し切ってくれたんで、後悔がないというか、清々しい感じです」
――試合終了後は、選手たちにどのような言葉を掛けましたか。
「胸を張って帰りなさいという話ですね。内容も悪くなかったし、得点という最後のところだけだと思います。今日の試合に限らず、4年生は毎日の積み重ねで汗をかいてきてるので、自分が過ごしてきたものに自信を持つことと、これから先の人生は長いのでこの経験をまた次のステージに活かしてほしいという話をしました」
中村草太主将(政経4=前橋育英)
――試合後の率直な感想をお願いします。
「4年間を通してみれば、大学サッカーの4年間でものすごく成長できたので、明治大学ももちろん大学サッカーの組織自体に感謝があります。この大会だけを見たら、DFは5試合無失点で来てる中で、攻撃陣がパフォーマンスを出せないのが、こういう結果につながったと思っています」
――連覇の夢は途絶えました。
「連覇は歴史に名を刻むチャンスで、その権利を自分たちは持っていたんですけれど、それを達成できないのは悔しいです。下級生がものすごく頑張ってくれたので、今年以上に来年は強いと思っているので、後輩たちにはもっと頑張って胸を張ってほしいです」
上林豪(商4=セレッソ大阪U-18)
――相手のサッカーはいかがでしたか。
「前へ勢いがあって、やることが明確で徹底してくる相手というのはスカウティングでもありました」
――守備からリズムをつくれていました。
「本当に自分たちの強みでもありますし、空中戦とか相手のカウンターを全部潰してくれて、そこから攻撃に来ているなと感じてます。5試合連続無失点で終えたんで、守備陣には感謝しています」
――4年間を振り返っていかがでしたか。
「そんなに整理がつかないのですが、とにかく明治に来てよかったなと思います」
島野怜(法3=仙台育英)
――大学3年生の1年間振り返っていかがですか。
「自分のプレーの幅も広がったと思いますし、成長できた1年だったとは思うんですけれど、結局大事な最後の場面で自分の甘さが出たので、まだまだ足りない部分だと思います。高校3年生の時の選手権(全国高校サッカー選手権)で自分がシュートを決められなくて負けて、また大学3年生で同じことが起きて悔しいです」
――来年は中心選手になっていくと思います。
「今日の悔しさは絶対忘れることないと思います。また来年は自分が中心になって、今年4年生が示してくれた基準や、新しい歴史を作ってくれた中で、自分たちがそれをもっと超える部分にこだわって、必ずここに戻ってきて優勝して大学生活を終わりたいと思います」
――引退する4年生にメッセージや伝えたいことはありますか。
「常に〝明治のために〟を体現してくれていた4年生で、自分の立場がどうであれ、本当にチームのためにやってくれて、そういうところで見習う部分もありました。新しい基準や、新しい歴史を作り上げて尊敬しかないと思っていて。その4年生とあと3日間プレーしたかったんですけれど、自分がPKを外して本当に申し訳ない気持ちと、複雑な気持ちです」
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